2006年08月27日

イノセント・ヴィーナス#5/牙#21

「連弾」:いつになったら丈は仁よりも主人公らしくなるのだろう(笑) あの子の役回りは護衛ロボみたいなもんだなあ。今回は叙情的なピアノスコア(この作品のBGMはかなりよい感じだと思う)がたっぷり堪能できた点に満足。うれしげに弾く沙那(ラボ育ちとかじゃないんだね)の指使いの繊細な動きとともに、アクション部分よりもむしろこういった感触を見せたいのかもしれないと思った。にしても、キーの変調に気付く→秘密文書の隠し場所はピアノ内部だった という展開にいくかと思ったら沙那の体調変化という方向に行っちゃったなあ。

「拭えぬ思い」:ミッキーに発破かけようとあいかわらずデュマスの人格を改竄してるロイア。ヒロインとしてそういういい加減さはどうかと思うよ… もっとこの子を好きになりたいんだが。とっかかりがなさすぎてどうにも。あと、最近どうもドロドロとした心理演出がなくなってしまったようなんだけど、作画低調続き(ロベスをアホだとつぶやくゼッドの顔があんな硬い面持ちじゃコメディ機能してないじゃん)と並んでやはり残念です。無能で怠慢なわりに既得権益だけがっちりキープしてるジーコに対して、疑問はぐらかされたロイアがぎりぎり歯嚼みする描写ぐらいあってもいいと思うんだー
posted by 三和土 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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