2006年09月02日

シュヴァリエ#2「四銃士」

勇気凛々りんりきーりりんだるたにやーん。即席四銃士結成ナリー!! デュマの「三銃士」はおそらくもう出版されてたんだよに? この時代から100年ほど前になるのかしら。しかしデュラン役の成田剣氏の声量豊かな美声に聞き惚れる。堅いキャラが多い印象のある声優さんだったけど、伊達男役がこんなに堂に入ってるとはー。

なんかあったまわるいコメントしか出てきませんが、これも「ケモノヅメ」同様に褒めどころが多すぎて何を言っていいか分からないのです。もうただただフィルムを眺めていたい。それに尽きますわ。脚本と演出と作画のアンサンブルが揃っている作品に感想なぞ不要…「とにかく見るべし」に尽きます。特にOPは必見でしょう。感覚的エモーションと論理構築的演出がこうまで高いレベルで揃っている作品は今時めずらしいですよ。何より品位があってうっとりする。というかなんてキャラクターたちがチャーミングなんだろう。その時代や個別の状況において、人物がいかに懸命に生きているかをわざとらしくなく描きだせるという点において、自分は古橋監督の手際に魅せられているのだなあと再確認しました。ちょっとした意味のないような仕草(今回だとロビンと酒場で話してるデオンがカメラに背を向けたまま頭部をかすかに揺らすカットとか)が、積み重ねられることで独特の実在感が生まれている。

あと脚本の傾向上で好感を持ったのは、基本として死者への敬意が払われているところです。第一話ではデオンの居室でカロンに殺されたメイドが簡単な描写ながらちゃんと悼まれていたし、まだ今回も好漢であったベルニスを自ら手に掛ける形となったデオンがしっかり嘆いていた。こういう細かい点もわりと重要なポイントだと思うんです。
posted by 三和土 at 01:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 私も死者への敬意を描いているところに、作品の人物を無駄に扱わない姿勢を感じて好感を持ちました。
 非常に楽しみな作品だと思います。
Posted by 猫 at 2006年09月17日 02:36
劇中において弱者(当然死者も含む)の描き方というのは、その作品を物語る大きなキーポイントだと思うのですが「シュヴァリエ」においては最近めずらしいほどにまっとうというか真正面から視点を置いているなあと、今週放映された「パレ・ロワイヤル」の貧民描写でも感じられましたね。眉をひそめて考え込むデオンのそばで愁いを知らぬ気なアンナでしたが、彼女に悪意はまったくないことはその若さとこれまで描かれてきた屈託ない性質から無理なく理解できますし。いたずらに視聴者にキャラへの不快感を与えない配慮があるように思います。
Posted by 三和土 at 2006年09月18日 12:45
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