2006年09月10日

ゼーガペイン#23「沈まない月」

おそらくカット数過去最大と思われる今回のOPには、久しぶりにテンション上がりました。特にシズノの背景が夕焼けにかわるところが好き。人類があんな情景をふたたび体感するハッピーエンドが近いのかもと想像させられる(その時にはもうシズノは存在し得なくなるみたいだけど)。あとキョウが水中を上面へ引いていくところ。あそこは動き自体が細心になっている印象があるんだけど。でも前回と見比べてないので分からない。逆に消えたシークェンスでは、ガルダの横滑りコピペがなかったのが残念だった。あそこは作品における独特なモチーフを端的に表現していて実はすごくお気に入り。

本編の方も、ここ二、三話分ほどのタメが効いてきていよいよ最終局面らしい緊迫した空気感が出てまいりました。クラゲに重要な役割(いや厳密に言わないでもあれはクラゲではないんだけど)が振られていたのは意外。次回はルーシェンにドラマ主軸が回ってくるみたいですね。

ナーガ(もはや一個人としては存在していないというのはありがちではあるけど、まあ納得できる。結局、たとえどんな形ではあれ不老不死自体は人類一般の夢であるから…)の懐柔を拒否するキョウのおれの上腕二頭筋がおまえへの怒りに打ち震えるぅuuuu!という熱血セリフにはやや萎えたのでありますが、まあキョウはああいうクサいこという奴だとはこれまでに何回もあったし、また専門用語を織りまぜてくるあたりもしっかりキャラを掴んでいたと言えるので。さてシズノの正体と並んで、実はキョウにもまだ隠されている秘密があるように思えるけど。今回も、ナーガは指名してキョウに運命の選択を迫ったわけだし。
posted by 三和土 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック