2006年09月21日

ゼーガペイン#24「光の一滴(ひとしずく)」

ラス前らしく盛り上がりは維持されております。

シマの“戦死”とルーシェンの“告白”。どちらも、そうであってそうでないニュアンスの複雑さといいますか。特に後者は、自分が同性愛者であるとカミングアウトしたとも(私はそう受け止める方が感動が大きいと思うのですが)、恋愛感情ではなくキョウへの憧れが前向きに昇華されたとも取れるのが面白いですね。…でももしあそこでデータ消滅してしまってたら、キョウとの一体感(いやあんたが一緒に闘ってるのはうしろにいる子…)に浸るルーシェンに付き合わされたメイウーが可哀想すぎるけど。

キャラクター作画監督は牧孝雄氏。要所要所でジブリ的なこまやかな仕草が見られて眼福でした。一番はシマにねぎらわれてクロシオやイリエが感極まるところから始まる一連の愁嘆場。ここはBGM選曲もすごく良かった。ルーシェンのキョウの頬へのキスも、やわらかい感触が伝わるようで品良くエロチックでした。

で、ネコ兼シマ兼のヅラじゃない桂だみたいな人。あんな格好までして気分出しにこだわる人だなあ。見せたかった花(雪割草?エーデルワイス?)を本当に見せるだけで終わるとはポエマーにもほどがある(笑) まさかもう出てこないの…?
posted by 三和土 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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