2006年10月21日

(2006秋:新)つまみぐい編その1/コードギアス 他

Fさんのご厚意により、毎期のお楽しみが今回も手元に届いております。その中から多少の興味が持てた新番組の感想など。

コードギアス:OP(一番好きなのはC.C.がシナプス空間を翔ぶシーン)、いやアヴァンからして惹き付けられる文句なしに魅惑的な出来ですね。こういうクオリティの初回だと、モチーフへの好悪関係なしに今後が気になる。来月からのアニマックスでの視聴を楽しみにしたいです。設定面では、ブリタニア帝国のモデルをアメリカとするのでなく、あえて19世紀の覇権主義ヨーロッパの混合体として現実との緩衝剤としていた娯楽的配慮に感心しました。あとED担当のALI PROJECTが、今回は和風(バンカラ?)で責めてきているのが目新しいっすね。それにしてもCLAMPと木村貴宏氏の“相性”がああまで合うとは。コーディネイトした人すごくね?

オリンシス:すべてが古くて、新鮮に思える部分がまったくなくて、そのミキシングぶりがかえって新しいような気がオラしてきたぞ! でも頼むから服飾デザインは本体と別に付けてください(自分が番組視ないのになんだけど あとOPの煙エフェクトが、自分が小学生のころにアニメで見たような感じだったのにいたく衝撃を受けました。

すもももも:ヒロインが小猿っぽくて、主人公がガリベンかつそこそこ顔がいいという設定がなかなか新鮮。OPとEDが元気よくていいですね。これ、夕方にやればいいのに。

ケンイチ:関智声のいじめられっこ主人公が顔かわいくて萌えるんですけど。むしろ掘られたらいいのにと思た。あとヒロインの乳がまんまるなのもDT御用達誌テイストって感じですてき(この場合むしろ褒め言葉)。スタンダードだけど、けっこう面白く見られました。歳とってくると、単純に面白い出来のありがたみが理解できるのです。

金色のコルダ:ゆめ太カンパニー制作というクレジットに惹かれて。ヒロインがさばさばしたタイプなのが、乙女ゲーものとしては目新しく感じました。あと存在意義と立ち位置がわりと不明そうな先生が、マイネにおける子安っぽくて微笑ましい。

ヤマトナデシコ:いかにも自己中心的そうな唇の赤い美形たち(週フレテイストでしょうか)が、けっこう気使いできるタイプばっかで意外。ファミレスで群がる女の子たちの上に書き割りボードが倒れてくるネタおもしろかった。

蒼天の拳:あれっ私これは「北斗の拳」の続編かと勘違いしてましたよ。なにやら時代設定は満州事変前後ぐらいなんでしょうかね? で、ケンシロウは中国人なんだ? 山ちゃん声は「カバちゃ〜ん」とか言ってるとこでようやく気付いた。あのレストランのシーン面白いよね。テーブルのふっとび方も、原哲夫っぽくて最高。網膜に焼き付いた。にしても津幡佳明氏がデザイン&総作監とは〜 案外作画は保つかもよ。

武装錬金:カズキのリアクションってちょっとばかしうざいな。と実は改めて思った。福山潤声が苦手なせいもあるかも。腹黒キャラならOKなんで、ルルーシュの方が大丈夫そうなんだけど。ともあれ本筋の方は、まさしくボーイ・ミーツ・ガールであり不可はないです。桜の花びらの使い方が、日常と非日常をつなぐ演出上の小物として用いられていた点がもっとも印象に残りました。

RED GARDEN:すごくGONZO的尻すぼみな予感がした初回。ネタ出し勝負というか。あとお手軽オサレ感がちょっときつい。そのせんたくばさみでわざわざつまんで寝たような唇がいらいらするんだよう! それとEDの本編フィルムのいじり方、嫌だなあ。あ、でも初回としてはストーリーに興味をそそられる出来で悪くなかったと思います。

まあ、大体こういう感じでしゅる。
posted by 三和土 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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