2006年10月25日

ケモノヅメ#11「その雨は苦かった」

今までの話数とくらべると、今回の仕上がりの印象は「湯浅テイスト」より「マッドハウス色」が勝っている。その意味ではあるいは#7の小林治氏担当回よりもイレギュラーかもしれない。

しかし検尿シーンは洒落にならないギリギリレベル。これまで一番いやらしかった(笑) その後のBパートで大葉久がどしふん姿で身動き取れない利江に近付いてきた時はほんとにどうしようかなと思つたよ。尺が押し迫っていたこともあってエロ方面に展開しなかったことに心底安堵した。そういう一定のラインは守られている作品なんだよなあ(例外はリアルグロ画像を加工したと思われる以前の回のアヴァン。あれは瞬時に切り替わるカットとはいえやりすぎてた)。

大葉の警察権力までも巻き込んでの企みは、異端児として生まれたぼんへの愛情に起因していたというのは良い感じにサプライズでした。不思議に唐突に思われなかったのは、これまでの回で「憎しみ」の裏には「愛」があると描写をきちんと重ねてきたためでしょう。

さてさて、現状でもっとも精神的に追いつめられているのは、利江を殺めてしまったらしき由香とその異父弟の一馬。この二人、そういえばナイーヴなところがあるのが似ているなあ。あと空気読むのがあまり得意じゃないところ(笑) 

つつじないふ(なんだこの名前)がピンチだー!!(っていうかたぶんもう
死んでるが) このキャラ、気遣いがこまやかそうでけっこう好きだった。あと道場メンバーで好きだったのは口が猫というか尻みたいな男。でももう出てこないな、きっと。
posted by 三和土 at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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