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野口恵子 著/集英社 刊(集英社新書)
日本語とフランス語を教える大学講師による“巷の不可解な最近の日本語用法”の解析とその対処法についてまとめられた一冊。新書らしく気楽に読める好構成。
色んな状況を想定しての“現在よく耳にするちょっと不快な言い回し”が引き合いに出されているが、それらの不適正さにこだわる理由が非常に明確に伝わってくる。単純な懐古心や自分が所属する世代への忠誠心といった抽象的なものではなく、新しく日本語を学び実用で磨いていくことになる若い世代やあるいは外国人修得者へ不要な混乱を与えることのない国語状況をみんなで考えていこうという、教育現場に立っている人ならではのその開かれた提言性。読みながら反省することしきりだった。
2004年07月08日
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