2004年07月13日

忘却の旋律#13「黒船」

シリーズも折り返し地点に着いたということもあってか、「迷宮」は『メロスの戦士』となってからのボッカの心の成長を確認、あるいは疑問への揺さぶりをかけてくる場所として設定されている模様。「迷宮」に入った本人の主観のみが突出して感受されているらしき描写からして、あの場所で出会った黒船もエルも、それはボッカにとっての客体であると同時に“ボッカの思念中に存在する他者”でしかない。…というか、エルの方は現実世界のエルとは並立した存在とは分かるけど、黒船の方はよく分からん。なぜまるでゲームに出てくるノンプレイヤー・キャラのようにあんなに説明口調なのか(笑) それともホル(牛ジープのシュールさってば…)と戦いつづける内に「迷宮」に取り込まれたということなのかなあ。だとすると『メロスの戦士』のひとつの行く末をボッカに見せたという役割もあるのかも。そいでもって黒船の何気ない説明から明かされたことは、『メロスの戦士』はたった一人でもモンスター勢力を壊滅できる可能性を持つということ。…ここ、試験にでるよね?
posted by 三和土 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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忘却の旋律 第5部 迷宮島編 第12〜14話
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