2006年12月20日

コードギアス#7/009-1#9

「コーネリアを撃て」:第二皇女殿下はナチュラルボーンマキャベリスト。これは後継者争いの中でいい線いきそうですね。クロヴィス皇子が柔和なタッチで絵描いてたという以前の描写の意味をいまひとつ計りかねてたけど、冷徹なコーネリアとの比較の意味もあったのだなと思ったり。今回はこれまでで一番面白かったなあ。ところでC.C.ってカーボンコピーって意味じゃない?たしか世界初のクローン猫がそんな名前だったと思うんだけど。ギアスの力を誰かに与えられる存在のオリジナルが、どっかにいるのでは。とすると有力なのはOPで御簾の陰にいる黒髪の少女ですね。いやー、しかし確信犯的にあざとくベタな描写やっときながら、裏方ではこつこつと設定補強を重ねていく。けっこう渋いアニメだと思うです。でも、ゲットー住民や入植者らの暮らしがよく分からないのはちょっとだけ気になる。たとえば、シャーリーの回想で交通事故の当時者だった彼らはどっちなんだろう。人種描き分けのないタッチだからまじわかんえー

「復讐」:シリーズの例にもれず、同ジャンル既作踏襲なプロットだったわけですが、出来過ぎた兄を持った弟のほとんど負担にすら感じられていただろう恩義の情が執念に変わった過程がきちんと描かれていたのでけっこう見応えありました。神奈延年氏が『しがない自動車ディーラー』だという地味な設定のキャラやってたのも新鮮味感じた。
posted by 三和土 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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