構成的には、一旦(まるで打ち切りが迫るジャンプ連載漫画のごとく)省略したかと思いきや、キャラクターの心情演出のためにあえて時系列をずらして主人公の初戦闘がカタルシスーニルバーシュ:タイプ0強ぇぇ〜ーを炸裂させて描かれていたのが、効果テキメンでした。
演出面では、自分だけの“何か”を信じることの意味(昨年の流行語『I Can Fly!』が肯定的に使われるなんて!!! パンキッシュ!!)をテーマとしているらしきことが早々に示されていた事に爽快感を持ちました。『アメリカ西海岸の文化をモチーフとしている』と新聞記事で紹介されていたらしいけど、年代的には、ぎりぎり未来への展望が開けていた(と思われていた)80年代のムーブメントが色濃く投影されている気がする。
ところで、ホランドって意外に常識人っぽかった。どんなイカレポンチ(死語)なあんちゃんを毎週見せられる羽目になるかとストレス対応しているところだったけど、なんだかホッとしたなりよ!