意外だったのは、主人公が学園に転校してくるところから始まるのだろうというセオリー予想が外されたこと。すでに全員が力と使命に目覚めている。一瞬『第1話見逃した?』と思うこと請け合い(笑)
他にも、主人公が感情の読みにくいというかとらえどころのない性格の少年らしいので感情移入しづらいのとか、場面つながりがブツ切りにもみえて展開を理解しにくいきらいもややありますが、今回の場合はそれがスタイリッシュな効能に働いていて感触はけっして悪くないですね。企画プロット自体はジュブナイル系伝記ホラーとしてありがちなものだけど、味付けは思ってたよりスパイスが入ってるというか変化球系。あと作画レベルがかなり高い。どこまで維持されるのかは心配ですが。とりあえず、一番印象に残ったのは小蒔(こまき)という粋な名前のねえさんの弓術。格闘系にいちゃんと主人公は、どちらも得物なしで戦うみたいだけど双方の違いが現在時点では分かりませんでした。