テンション抑えめで淡々とシリーズ最終話を迎えたけど、まあそれも構成としての計算の内かなと感じられた次第。なんとなくだけど。
名探偵キャラとして設定されている小学生うさみちゃんが、相棒にして無数の前科持ちのくま吉くんの自爆行為によって次々と事件を解決していくストーリー。解決はするけど推理はしてないのがポイント。うさみちゃんの目を見張った(『みんな怖い目って言ってる』)表情は、原作の宣伝ページ -in週刊の方のジャンプ- にて太子ののほほん顔と並んで印象に残っていたので、アニメ版では最後の最後でお披露目された形になったのは結構こころにくい演出だったかなとか思った。なんとなくだけど。
全体的に力みなく作られてたシリーズで、週5日同じ回が放映される形態や、途中で枠の時間自体が変更されたりといった内容とは関係ない部分にやや戸惑わされたとはいえ、それでも最終話まで視聴を続けられたという事実からいっても、なかなか楽しませていただきました。セカンドシリーズも作られたら結構うれしい。