今週はコーネリア閣下が初めて劣勢に陥る話で手に汗握りましたね。ルルーシュの作戦が成功するのを願いつつも、ユーフェミアの苦悩やスザクの奮戦の方もなんとかなってほしいと思わされる、まことに微妙で独特なバランスを成立させた意欲的な娯楽アニメだと再確認もした完成度。でも、まあこれは嗜好の範囲だけど、C.C.とルルの心の近付きあいはちょっとばかりストロベリーすぎましたが(笑) 本名は何でしょうな。全然見当つかない。
・「黒の騎士団」は「日本解放戦線」とはまったくの別組織なんですね。でもいちおう協力関係にあるんだろうか? それとも敵対行動は取らないだけって感じ?
・藤堂班の活躍は、やはりとても地味だった(笑) まあそこが味なのかも。
・だれかオレンジを車に乗せたげて〜
・C.C.さらに万能キャラ化。能力インフレは不安事項かも。
・きれいごとキャラをそのままにはしておかないあたり、竹Pアニメらしくなってまいりました。スザクは普段はかなり父親に関しての記憶を抑圧してるんだね。
・今回はいちおうコーネリアに一矢報いたけど、でもいまだに勝ち誇って高笑いするルルタソの絵面がないような。月みたいなどえらいやつを一発たのんま。
・一番感心したシーンはロイドの放言にキれるセシル。表情を見せないで、あやまるロイドの泣き声とフレームがぶれて切れる通信という絶妙な演出で、ベタに流れないギャグと戦場の緊迫感とを同時に描いてる。すばらしいです。