2007年02月12日

妖奇士#18/コゼット#6

「漂泊者の楽園」:あいかわ(なぜか変換でk)先生のアンチ現実逃避説教、熱意はまあ認めなくもないんだけど肝心の現実逃避行為自体があまり魅力的に思えないというか切迫感があまり感じられないのがいかんと思う次第ですよ。たとえば今回のニナイの述懐にしても、閉鎖集団生活の中でアビとの近親相姦衝動がいつか実を結ばないか恐れていたという内心の圧迫もあったとか盛り込んでみても良かったかも。だって三話にかけてやってたエピなんだし。でもゆっきーが初めてヒーロー然としてたのには感動しました。ようやく、ですな。しかし大人の階段のぼるーきみはまだ身分不確定さ♪な主人公氏に次回からはまたもや揺り戻しがくるみたいですよ。ところで妖夷って一体なんなんだろうな。人間とも象徴的(というか概念的?)交配が可能、でもなんだっけ、人間界とつながりを持たないと存在できないって今回のニナイは説明してたんだっけ?

「コゼットの誕生日」:いかん、回を追うごとに見ていて泣けてきた。ふつうに心洗われる。今回はおとなしいファンティーヌが田中敦子声先輩のいやがらせにキレる描写がリアルだった。女同士のいじめって…やっぱり男のそれよりも動機とかが不明な気がする。そこがまた頭に血がのぼるんだよね。そして未婚の母であることもバレて工場をクビに。展開はやっ。次は内職に移ったけど当然給金は激減。これからどうなるのかな。売春は描けないとして、髪や歯を売るのはどうだろう。前者はあり得るかも。そしてコゼットサイドもエポニーヌ(この子の墓穴掘りキャラっぷり最高ww)からの反目がいよいよ常態化。しかしコゼットは男性からの援護がなかなか手厚いぜ! 年下の信奉者ガヴを筆頭に近所のぼうずトロン、名犬というか巨犬シュシュ、やたらヒマそうな新任司祭。やはり女の人生の決め手は男運なんでしょうか。ファンティーヌが唯一あたたかく接してくれた家主老婆の言葉に思わず涙するシーンの切なさがリフレインするぜ…
posted by 三和土 at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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