2007年03月05日

妖奇士#20、21

しくへっどさん、本当にありがとうございました

「不忍池子守唄」:不忍池って少年二人が語り合ってた場所だってのは分かったけど、竜導家もあの辺りにあるって事なの? しかし作画ヤバいカット多かったなあ。あのバランスの難しい絵柄が、崩れたらどういう風になるのかというのが当初の興味だったけどそれが分かった気分。目がもう人間かアヤカシか分かんねえー 眼球でかすぎ。あと駁竜ってあんなにきもちわるかったっけ? じ、人面竜…… しかし少年歳三が受け取った名前と刀を投げ捨てる経緯の心理面がまったく描けてないのすごい。ところで袴オンリー姿のゆっきー、脇の部分に色見えてるのおかしいよね。いつもの薄汚れたうぐいす地が当てられてたけど、あそこは肌色になるはずっしょ。んでもってOPラスト前カットの意味分かったね。妖怪と同一化するくよくよしたオサーンを受け止められるのはアトルだけ!! ってことか。もう宰蔵の当て馬ぶりが哀れでやりきれんな。

「星夜に果つ」:自然や怪異の美しさに比べたら人間の違いなんて意味ねー→それでも竜導は地べたを這って生きろといった なんか繋がらない会話だなあ。分かりそうで分からなくてモカモカするなあー 西の者の人たちはマグリット絵画の定番仮面みたいなの付けて超モダンだなあー ところで宰蔵が実に見てらんなくなった回で… アトルがいればもうこの子いらないんじゃんよ…… そして感想出遅れ組なので翼手ゲスト出演についてはスルー。
posted by 三和土 at 14:12| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。コメントお邪魔します。
宰蔵のところに、ウンウンと頷かせてください。

宰蔵が往壓に対しておそらく女として意識するだろう伏線は、2話の「お前女だろ」と見抜いたところから始まり、これまで放送された中でも少しずつ、気づかない人は気づかないだろうという小さな描写ですがされてきているのを観てきているので、宰蔵がどれほど往壓に心砕き心配してきたかも一切通じてない辺りに憐れさを感じましたね。
今回の化粧にしても、「女として扱って欲しかったら」というこれもまた2話での発言を受けてのものでしょうにそれすら気づかず、危機が迫ったアトルと宰蔵に対して往壓が声を掛けたのはアトルだけと言うのもなんともはや。
狂斎の事の会話辺りも、この手の話はし始めた方が間違いなく当て馬になるというのは定番ですし、おそらくスタッフは宰蔵のこの思いを最後辺りに「人としての成長」として描きたいんではないかと思っているんですが、「ガルルー」な彼女を見ると、いっそ女好きな江戸元などの方が大事にしてくれるかもよと思わずにはいられないですね。

アトルがいれば宰蔵がいらないというよりも、アトルがいれば芋づる時に昼間ッからでも飛び回る便利なUFO雪輪と推理の狂斎が付いてくるので、往壓以外の奇士そのものがいらないんでは?と言う意見がけっこう多いですね。

Posted by まつ at 2007年03月05日 21:53
まつさん、初めまして。コメントありがとうございます。

往壓はなんだかんだでモテてるんですよね。たえさんに豊川稲荷に宰蔵にアトル。フェロモン多い駄目男としての妙味なんかも、演出しようと努力すればあるいは出せたようにも感じてここでも、惜しいなあと… さてそんな中で、宰蔵の往壓への面映さと嫌悪(おとうさんくさーいって感じの(笑))の入り交じった意識過剰は、自分もかつて通った道となかなかリアリティを感じてはいたのですが、それがデフォルメギャグキャラに割り当てられたことでスポイルされているのが、ああ、ここでもまた惜しい… アトルへの反目はもっと地道なものが見たかったですね。現在のところ、往壓とアトルの絆は同志的なものだと思うのですが、宰蔵からみればそれ以外の匂いも感じ取ってしまうというのは、ジュブナイル面ではとても正しいだけに。

>この手の話はし始めた方が間違いなく当て馬になるというのは定番ですし

まったくですよね。たまにはアトルの方から他愛ない張り合い仕掛けたりしたら、双方のキャラも深まってなおかつ少女同士の友情もできたりして一石二鳥だった(かなしいかな過去形)と思います。

>往壓以外の奇士そのものがいらないんでは?と言う意見がけっこう多いですね。

その意見は、暴論に近いようでいて実は的を射てるように感じます。鳥居の手先が往壓に直接接近して、正規メンバーの奇士は往壓ひとり、非常勤として時々に名ばかりの武家の子・狂斎や一風変わった男装の町娘・宰蔵、異国から飛ばされてきたアトル、そして円盤UFO馬型脳内友人(笑)の雲七が加わるとかの方がすっきり見られたかも。なにせ、お頭たちの影うっすいですもの…
Posted by 三和土 at 2007年03月07日 01:49
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