2007年03月22日

コードギアス#18/銀魂#47

「枢木スザクに命じる」:脚本と演出のコンビネーションが見事な回。状況と感情が一点に交差する終盤はこころにくいまでの趣向でした。サブラインとしては、ロイドやラクシャータ、ニーナといった科学肌の人々の気性を示した台詞群が秀逸。しかしロイドが生徒会室の窓辺に突如現れるシーンであらためて感じたけど、本作の手法は舞台劇スタイルですね。だから、美形キャラたち以外の一般ピープルについては別段描かれる必要はないし、展開の唐突さや設定の整合性の齟齬も大概は許されてしかるべきなんでしょう。そういうのもアリだと思います。

となりのヘドロ:屁怒呂の顔面の影の付け方に迫力ありすぎて笑った。うっそうとした緑深いヘドロハウスといい、着色されるとああいう感じなのかと原作からのブラッシュアップが如実に楽しめた。反面、心ならずも世間からはみだした者に寛大な万事屋メンバーという印象を受けた原作エピソードの持ち味は、いまひとつ感じ取れなかったのは私の気のせいだろうか。
posted by 三和土 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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