2007年03月25日

ダンクーガノヴァ#6/東京魔人學園#10

「未知の襲撃」:REIDEENに続いてこちらにもベタなトレンチコート・エイリアンが。同じリメイクものとしてコンセプトに共通する箇所があるんでしょうね。さてF・Sの説明によると局地的戦闘を長引かせることがガス抜き効果となり、破滅的な世界大戦を回避している点に今のダンクーガの存在意義があるということらしいけど、そうするとシリーズ後半の展開としては本来のヒーロー存在としてのダンクーガを葵たちが新生させられるか否かがポイントとなるんだろうか。ところで作画が底を打った回ではあったけど、ひとり搭乗機の武装の無さに腐ってる朔哉がなかなかかわいらしかったりした。

「菩薩眼」:ふつうにいいな。如月(丑の刻参りみたいなかっこで大立ち回り(笑))VS京一(投げ飛ばされた直後の股ぐらカットが二つの意味で美味しい)の組み合いも最高によかったけど、ラストシーンの不可解ながらもひたむきさが10代らしい龍麻の行動とセリフにも胸キュソですよ。脚本も作画も演出も地に足が着いてることが感じられるクオリティの高さ。そろそろシリーズ折り返しに入ったところで、強迫観念的に“きれいごと”を口にしていた葵にのっぴきならない設定が突き付けられ、龍麻の淡い恋にもまた哀しい予感が漂う。オカルト、アクション、そして青春ドラマ。色んな楽しみ方ができます。
posted by 三和土 at 04:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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