2004年07月28日

週刊少年ジャンプ第35号

デスノとボボボ再びのミックス企画号。しかしリュークって実に夏向きな顔してるなあ。

ボーボボ(を小畑氏が描いた扉絵):小畑氏画の首領パッチがこの前のセンターカラーでのミサのポージングに似てるようにみえたのがツボだった。あとは中心にいるビュティを見るにつけ、小畑氏の女性キャラへの視点がヒカ碁のころより微妙にセクシャルになってきたなとか。

DEATH NOTE:ミサは今週も能天気だなあ。おかげで月の腹黒さがいっそう引き立つ。“清楚”高田はきっと月自身よりも月が演出してるブランドっぽさが欲しいんだろうから、君はおともだちの言う通りにほんと“ひとりよがり”なんだと思いますよ今井くん。で、京子とLの会話シーンまだー?(でも京子は今週はミサファンとしてのセリフしか…)

DEATH NOTE(を澤井氏が描いた扉絵):構図が真実意味不明なのが言葉に尽くせないほど素晴らしい。なんで学校プールなのか。どうして総一郎がよく分からんおっさんキャラ担当なのか。意味が分かるようで分からないこの絶妙な微妙さ。ミサ担当の田ボのアンニュイ顔に笑った。ていうかミサそんな表情した事ないし。

リボーン:掲載順がかなり上々であります。ビアンキはきっと母親がイタリア人、ごっきゅんの方は日本人の母を持つんだろね。父親が超資産家らしきことからいっても、姉弟の間にはきっと色々な感情があることでしょう。まあそんな事を裏読みする漫画ではないけど。今週はおねむなちびランボに激萌え。

テニス王子:もう分からん。分かるけど分からん。そんな領域。

BLEACH:同じインフレ能力ものでも、こちらはキャラ付けと演出のコンビネーションが細心なのでわりと感心する。恋次の負けっぷりは哀れだなや。白哉の技は(顔に似合わず)エグくてすごい痛そうだし。

D.Gray-man:アクマが前哨部隊員の頭を踏みつぶすという残酷描写が80年代ジャンプっぽくて驚いた。今回はガンガン臭さがなくって良かったと思う。

ハンター:えーー 心理障壁ではなくて物理的な細工でしたってのは逃げっぽく感じて、正直残念。キルアには精神の力で乗り越えていってほしいと期待してたので。

マンキン:今週はいいっすねえ。ルドセブは妹を護っているつもりだったけど、実際のところはセイラームの方こそが兄を無惨な真実から庇っていたっていう伏線消化にはけっこうグッときた。ファウスト作公式ソングをうつろな顔で口ずさむ葉のコマの雰囲気もいいし。でも最後のふんばり温泉、あの家ってあんなに密集した住宅街の中にあったっけか?

錬金:けっこうエロく描けてて意外だった。ちーちんがAカップ、さーちゃん(この子の体つきわりと…)がBカップ、まひろがCとみた! 本筋展開の方は怒濤の展開だけど、掲載順のがけっぷち具合の方に気を取られてしまうなあ。

ジャガー:これはハマーいじりでなくて正解だと思った。ジャガーさんってほんと天然いじめっ子だなあ……

金未来杯エントリーNo.2「タカヤ −おとなりさんパニック!−」(坂本裕次郎):こりゃまたなんとも80年代テイストな幼なじみコメディ。絵柄はえらく線が細くなってガラッと変わって読みやすくはなったけど、かえって古くさくなってしまったきらいも無きにしもあらず。先週の「プルソウル」を5点満点の3.5とすればこれは3ぐらいの印象かな。

今週はNARUTOが取材休載。ミスフルが載ってた事になぜだか驚いてみたりした号でした。
posted by 三和土 at 03:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画媒体感想(更新終了) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今週の「シャーマンキング」は、仰るように
いい話でしたよね。
アフターストーリー「ふんばりの詩」の方でも、
「ふんばり温泉」はひとコマだけですが、マン
ションの隣みたいな、わりに都会のロケーショ
ンにされていますので、本編の葉たちが住んで
いた元・民宿「炎」とは違う場所になるのだと
思います。土地開発が急速に進んだとも考えら
れますが……。
そろそろ発売の近い次号の赤マルジャンプで、
その辺の事情が(たまおさんの立場含めて)
明らかにされるといいですね。
Posted by しくへっど at 2004年07月28日 06:58
ゴーレム誕生にまつわるエピソードはもう語られないんではないかという恐れはあったので、その意味でも読んでいて感慨がありました。セイラームの感情の流れの描写には、武井氏の持ち味がよく出ていたと思いますし。☆マーク(笑)にしても歌(詩?)にしても、ネタと本筋との混ぜ方が最近はより巧くなったのではないかなあと。
Posted by 三和土 at 2004年07月29日 12:23
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