2007年04月07日

ダンクーガノヴァ#8/東京魔人學園#12

「過去からの脱出」:前回からの繋がりはよく分からなかった(というか先週の結部をちゃんと視てなかった)けど、洞窟の中でダンクーガを降りて生身で逃避行する羽目になった四人がパイロットになった心の裡を明かしあうエピソード。これってつまり天然カウンセリング(15歳のあの子は癒し役ではあるけどカウンセラーとしてはあまり働いてないのというギャグは割とさりげなくて良い)だよね。暗い洞穴を抜け出すことも重ねて、彼らは今回を持って“生まれ変わった”ということか。脚本重視なこういう作品は、他の面で出来はいまひとつでも嫌いになれない。

「九角復興」:これもまたまつろわぬ者の怨念が発端という話なのね。そしてマリィの『あの方』は柳生家の者なのか。…でも柳生ってたしか将軍家に仕えてたんだよね。獅子身中の虫という役回りなんだろうか。今回は今までよく分からなかった物語設定がテンポよく解説されて合点がいった。ラストカットの愚連隊もどぎテイストといい、演出も伏流的に熱い。「あいつはおれが必ずやる」「やらせないよ」というやりとりは笑えるけど。なんてテンションの低い主人公だよ。しかし葵はある意味「汚れヒロイン」を極めつつあるなあー 徹底した不運ぶり、嫌いじゃないぜ。あ、作画は意外に復調しました。ただし九角の手のひらがのっぺらと関節なしだったカットは目に焼き付いたけど。敵役のせいか前回も未修整部分の割をくってたなー
posted by 三和土 at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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