2007年04月11日

コードギアス#21/銀魂#50

「学園祭宣言!」:やはりシリーズ構成担当である大河内一楼氏のシナリオが一番安心して見ていられますね。今回もユーフェミアの浮き世離れしたエリア11特区化宣言を、周囲の熱狂と冷淡が入り交じったレスポンスによってどうにか中和した印象。あと演出もよくフォローしていて、たとえばラストカットの怒りを抑えつけているルルーシュの目元。アップで映したフレームの色味が変わっていく手法に緊迫感があった。さて地上波放映感想においてネタバレた身にとっては、今回のお祭り気分エピソードはまさしく嵐の前の静けさ、運命の残酷さを際立たせるための和やかさに他ならなく感じられるわけだけど… 結局、竹田PD番組は視聴者へのいじわるが抜けきらないのねえ。

テコ入れは大体無駄な努力に終わるってのが赤裸々部分の中で一番ショックだよ:ええ、ついこの前までホットだった作品に当てはめてましたよ! 今回は総オリジナル。そしてネタオンパレード。もうどこから感想していいやら。映画の予告編パロがいくつも見られたわけだけど、それぞれにジャンルの特徴をよく押さえてたのが完成度高かったなあと、特に。あと今回は録画しながらも放送リアルタイムで視てたんだけど、そうすると音響面の凝り様がよく聞き取れるんですね。その意味においてもギャグアニメは放送即時に限るなあと感じた。新しいOPとEDは曲の出来がどちらも上々ですね。ただ、男性ボーカルがややお互いに似ているのが少しややこしい印象かも。
posted by 三和土 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック