「アタラクシア」:ジョミーの自己中心ぶりに後の方では笑いが込み上げてきた。だってリオも「こいつ置いていこうかなあ」って顔になってるし。しかしそれは並外れて強い自己肯定指向の現れの一つであり、その背骨には情の厚かった育て親の存在があると。それらと逃れようのない情況認識が複合してのミュウとしての目覚めだったわけで、視聴者に直観的に理解させる造りとして今回もかなり妥当な出来だったと思います。志向性の明確なストーリーテリングが堪能できた。ユニバーサルの誘導尋問マシンに掛けられているシーンでのママのイメージとブルーの呼びかけ等が交差する絵コンテがなかなか面白い仕上がりでした。ブルーの口パクの動かし方とか。あと盗んだバイクで走り出す、ではなく牧歌的に赤い自転車で飛行艇の隠し場所へ二人乗りするリオとジョミーの演出が印象的。あそこでぐっとお互いの心理的距離が縮まった感じ。
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