2007年05月06日

エミリー#5/地球へ…#5

「はじめての舞台」:まああんなシナリオ目の当たりにしたら『天才の伝説発端に立ち会ってしまった』と思いますけどね。とはいえイルゼ(今回は平山智氏作監でいつもより美少女度アップ)の朗々とした発声と生き生きした演技にも助けられてのことだというフォローがあったのであまり気にならなかった。しかしローダは抜けてるところがかわいいね。ローダパパはもっとかわいい。美人で気の強いローダママに頭があがらないんだろな。王道選択と物資の厚さで定石を敷いたローダに期せずして発想の転換で簡素な舞台の叙情劇で対抗した天然エミリーの勝ちというオチの気持ちいい話でした。エリザベス伯母さんも偏屈だけど根はやさしいのが丸分かりだから全然嫌いじゃないし。ソーシーサールの件にしても結局物置き部屋に入っちゃってるのを黙認だしな。

「死の跳躍」:ジョミーのサイキックパワーはもはや半神的。これって厳密にはSFじゃなくてファンタジーなんじゃないかしら。ミュウの寿命が人間の数倍と聞いた時もかなり戸惑ったしね。というかまだ戸惑ってるけど。それはたしかにもうヒューマンの範疇には含まれないというか。エルフみたいな亜人種というしかないかなと。まあ些末なことは置いといて、今回も楽しめる高水準の出来。ワープ時の母艦シャングリラが90度近く直立するという緊急の空気満ちる絵面に手に汗握りました。あとシロエが思念体のジョミーと出会ってピーターパンだと思い込むという苦いアイロニーもありがちながら印象的に機能していたかと。
posted by 三和土 at 03:05| Comment(0) | TrackBack(2) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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