2007年05月17日

銀魂#55/黒の契約者#2

八郎とかあちゃん後編:いちいち「モサッ」てSEいれるなああぁぁ吹くから。脚本・演出・作画そろいましたーの傑作回。そういう時はふしぎにキャスト陣のノリも1.5倍ぐらいに聞こえる。万事屋三人組のなんちゃってホスト面白かった。特に杉田智和氏の演技に、自分は“ウザい男前”を演じる杉田声がベストなんだと気付かされた。変な趣味。でも今週のMVPは神楽かもなー。火打石のライターつぶしとか。丸太飛びとか。あとCパートのお通ちゃんが輝きすぎてた。新曲最高。曲名とサビではボカしてるのに直後にポリポリ言うてるし。

チャイナドレス千晶の巻(後編):黒は惚れっぽいだけで、単にスリットと並んで寝転がったことで血迷っただけなんじゃないんだろうか。だってそれ以外に理由みつからんよ。そのほかにもおもしろいところいっぱいあたよ。視聴者をも殺す奥義「おねがいひとりにしないで!」に、ファミレスなのにやたら本格的なコックが二人も、しかもほとんど無意味にワイヤー刺しでとばっちりとか、そのたんぽぽたぶんぜったい犬しっこかかってるよとか、使用者限定付万能防弾コートとか。あと見終わった後気付いたら全然脚本の意味がわからなかった。千晶がなんで殺されなくちゃいけなくていつ殺されたかとか、フランス人たちが黒をおびきださきゃいけないわけとか。でも、部分的にやっぱりいいんだ。菅野BGMの使い方とか、対峙シーンの緊迫感とか。もう典型的なまでのBONESアニメ。これはゆるゆるといろんな意味で楽しむべきなんだろう。ただ、淡々とノワールな雰囲気やりたいのは分かるけど、もうちょっと演出上の緩急というか戦闘以外での緊迫感の上下はあってもいいと思う。ところで話の筋も分からなかったが、ヘルズゲートという設定も実はよくわかりません。同じ設定でも対価はなかなか面白い見せ方してるなと思ったけど。石並べなんて指折りにくらべると楽すぎる!と第1話で感じたことが、今回では場合によっては時間を取られすぎるというデメリットが出ると妙に納得させられたし。
posted by 三和土 at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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