2007年05月21日

地球へ…#7/電脳コイル#2

「反逆のシロエ」:スウェナは髪型変わって美しさに磨きが変わったのに、もう退場なんでしょうか。次回からの画面の華が心配。…もしかしてその分はくそがきっ子シロエが補うというのか?! シロエ、人気もあるけど問題児であるというやんちゃぶりがなんともいえずもぞもぞしますね。体制は気に食わない、けどその中で巧く自分がやっていけると思っている。若い。当たり前だけど、なんて若いキャラなんだろう。ところで、恋愛感情ってSD時代にも残ってたんですね…(あんな場でキスしてる連中は半分エリートコースから脱落してる層なんだろうけど) でも妊娠出産はNGなんだよな。その辺の設定もいつか説明されるんだろうか。さて優等生キースの学園日記、あと何回続くのかな。せいぜい二回ほどで終わってくれるとちょうど良さげ。

「コイル電脳探偵局」:ヤサコが新築(正しくは増新築かな)の自室に初めて入って喜ぶあたりとか、小学生の頃に戻ったような気分になって追体験感覚。メタバグの説明とか子供視聴者がついてけるとか思わないけどっていうか私がついていけませんでしたすいません!! めがしやの婆さんは、もしかしたら私ら大人組視聴者と同年代かな。自分もばばぁになってもああやってブラインドタッチしてるんだろうな。第一話よりも、さらに物語の中に入り込んで楽しめました。デンスケの充電装置も楽しい。iPod入れておく、プラットホームっていうんだっけ?ああいう感じ。あ、寺社に電脳存在が入り込めないのは、大黒町がアジールとして規定しているってことでしょうかね。
posted by 三和土 at 20:51| Comment(6) | TrackBack(2) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 寺社に電脳存在が入り込めないのは、大黒町がアジールとして規定しているってことでしょうかね。

あ,なるほど,縁切寺ですね (笑) > 『無縁・公界・楽』
Posted by nsh at 2007年05月24日 01:02
ぴんぽんぴんぽんぴんぽーん
はい、ずばり網野善彦氏の著作から想起しました〜

それにしても、家の外においてもやはりああいった聖地は必要でしょうね。そうでないときっとホッと一息もつけない。
Posted by 三和土 at 2007年05月24日 01:27
シロエは,自分がその中でうまくやっていけるとは思っていないと思いますよ.そう言う傲慢さはないはずです.飼い慣らされた羊になるのが嫌で、反抗しているだけ。

その辺の描写は、ちょっと微妙でしたけどね。
Posted by ハロ丸 at 2007年05月24日 11:09
シロエの懐疑精神が果たしてどこまで自覚的に表出しているのかについては、たしかにまだよく分からない点がありますね。私は悪夢に怯える時はともかく昼間の彼は自信満々で本気でキースとナンバーズエリートへの道を競い合っていけると考えているように見えましたが。だって、努力するのが無駄だとかは全然思ってなさそうじゃない? 反抗的ではあっても優秀である自分が体制維持のために抹殺される可能性があるとは夢にも思っていない、今のシロエの立ち位置は根本で疑うことを知らない若さゆえの非常に危険なものに見えました。
Posted by 三和土 at 2007年05月25日 00:15
そう見えた、そうは見えなかった・・・と言う部分で口論しても仕方がないから、アニメを見直して、原作を読み直しながら、考えていたんだけど、とりあえず、同級生に向かって「君たちには無理だろうさ。でも、僕になら出来るよ」という自信たっぷりの発言は、アニメオリジナルのもので、原作にはありません。

原作にはないそういうセリフを、あえて入れてきたからには、アニメ版のシロエは、自分を過大評価していて、何をやっても大丈夫と思っていた・・・いう設定にしてあるのかもしれません。その方が、話の筋は通りますからね。

原作では、その辺の描写がちょっと曖昧で、彼が何を考えていたのか、あまり明確にはなっていません。候補生になって、地球へ行きたいと思っていたことは間違いなさそうですけど・・・。

別に自棄になって、殺されてもかまうもんか! と無茶をやっていたわけでもないのかな。なんとなく、私にはそういう風に見えていたんだけど、そういう設定にすると、話の流れが辻褄としておかしくなると言うことなのかもしれません。
Posted by ハロ丸 at 2007年05月25日 15:58
監督インタビューやファンの反応からもうっすら分かるのですが、今回のTVシリーズも劇場版同様に原作からの変奏演出が多いみたいですね。

>原作では、その辺の描写がちょっと曖昧で、

今回のアニメ版は「青春群像劇」というスタイルを採用しているのかもなーとよく感じます。ジョミーとキースという二大主人公は別格としても、その周囲のキャラクター達の感情もそれなりに丁寧に描写されているなと。

シロエは、頭脳明晰なんだけど感受性が少々強すぎた。ゆえにマザー・イライザにキース成長の捨て石として利用されつくすのかなあと現在の時点では予想しているのですが、さて続きは本日の放送ですね。
Posted by 三和土 at 2007年05月26日 02:28
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