2007年05月28日

REIDEEN#12/少女コゼット#21

「宇宙からの脱出」:今回において、本作における宇宙人侵略は『ケロロ軍曹』並みの危機レベルだと判明。美少年ふたりのじゃれあうような取っ組み合いシーンとともに気持ちよく脱力した。なんかもう最高に癒されるわ、この脱構築アニメは。一頭身宇宙人のどうぶつっぽい表情や宇宙チェシャ猫ケトも愛らしすぎた。なんという不思議の国のアリス変奏。母船内装の60年代アメリカSF映画みたいなサイケぶりも戦慄ものだ!! もういつロクセルたんが立国高校に編入してくれてもいい… っていうか宇宙人どもはぼやぼやしてないでさっさとロクセルたんをお仕置き拷問するがよし。しかしこういうぼんやりロボットアニメに高い作画力を投入するI.Gって実に漢だよなあ。今回は女性作監(関口可奈味氏)だったようだけど、やや華奢よりなキャラたちが清潔感多めにプラスという具合で堪能できた。

「マリウス・ポンメルシー」:マリウス君の家庭の事情。時代描写の色濃さが戻ってきて面白さやや持ち直し。ナポレオン軍にかつていた婿を疎んでいた王政復古シンパのマリウス祖父への配慮としてマリウスの学友の「多くを持っている者は自分のためならず家族のためにも守りたがる気持ちが強い」という台詞に軽くスポットを当てていたのがナイス。そしてテナルディエ一家、ドン底での再登場きたわぁ。成長した姉妹の姿はおあずけか。良心で近付くマリウスにターゲットオンする妖艶エポニーヌはやくみたい。
posted by 三和土 at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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