2005年06月27日

エウレカセブン持ち直した!と驚愕。

というのも、これまで一度見限った場合はふたたび感心することは竹田PD主導やBONES作品においてはなかったので。つまり、エウレカセブンの伸びしろはまだまだ未知数ということですよ。よし、面白かった週だけでもやっぱり感想打とう!

#11「イントゥー・ザ・ネイチャー」。ロボットアニメとして面白かった回でもあるし、キャラクターの感情の流れや本質性を直観的に理解できるレベルの脚本と演出が当てられた回でもある。ホランドがしばしばレントンに不条理にきびしく当たるのは、少年にエウレカを守れる強さを得てほしいと自己投影しているゆえだし、それと対比するかのように一見アネモネに優しいドミニクは人を手段の道具としてしか見ない酷薄さを内面に持っていたことが明らかにされた。あーーー腑に落ちる。これまでの話数になかった腑に落ち具合。ただ、KLFのパイロットの命の散り具合がやっすい価値観しかあてられてない(艇長がユーモラスに描写されていただけにより違和感)のは気になったけど、このあたり改善してくれないかなあ。別に死なせる必要ないんでは。爆発前にパラシュートみたいなんで離脱してもいいやん。

前髪を垂らしたお風呂場でのエウレカは新鮮だったし、ピーキーな女の子として設定されているアネモネの描写も過不足ない。コクピットシステムが生体同調型(?)で異質なタイプ・ジ・エンドもフェティッシュな興味をそそられるし、次週が素直に楽しみです。ところでこれまでエウレカの頭痛は、特定の磁場系の影響かと思ってたけど、どうも同位体(クローニング由来ということです)同士の脳共鳴現象が原因だった…ように思えたんだけど、さて。
posted by 三和土 at 05:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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