2004年08月23日

週刊少年ジャンプ第39号

例の情報を知る数十分前に、とある個人サイトさんの日記経由で桐山光侍氏の「忍空」連載にまつわるインタビューの文字起こしページを読んでたんですよ。ちょっとしたシンクロニシティといえるかもしれない。

武装錬金:つねに掲載順危ない危ないと言われつつも連載一周年の大台に。記念巻頭&表紙でお祝い。こうなったら次はアニメ化目指してほしい。新キャラの斗貴子さん萌えが微妙にマニアックで微笑ましい。私も憧れの先輩と夜中の浜辺で疑似(ここ当然重要)追いかけっこしてえ〜

ONEPIECE:ルフィが(デスノじゃない方の)キラきゅん名台詞みたいな言葉を吐いとる! あの場面でなんでああ言っちゃうのかよく分からない。あえて慰めと反対の態度を取ったということだろうか。で、ほんとにウソップはルフィ海賊団抜けるの?

デスノ:総一郎も自主的に監禁モード。憔悴しきった様子は、最近ネットで流行ってるデスノコラネタでのキャラっぽくて可笑しい。デスノートにまつわる記憶を無くした月の目つきが憑き物が落ちたように変わっていたり、気を取られたLがつい松田刑事を呼び捨てにして言い直したり(内心特別軽く見てるってことなんだらふか… 松田の様子がL不信に微妙に傾いているらしき描写もあるし、伏線?)、ラストコマのLの表情が眉をしかめた2ちゃんのAA(実物採取できませんでした)みたいだったり。今週も盛り沢山。

SBR:新キャラ(真の王権打倒派一味、かその手先っすね)のネットかぶったデザインとか触手的髪型とかおしゃれー 荒木先生のセンスはやっぱりステキすぎ。そこにシビ(ry しかしジャイロかっこいい。現時点もいいけど25歳時のちょっと青さが残ってるのが最萌え。わしにも鉄玉ぶつけてくれぃ。肩こりに効くやつ。んでもってイケメンカウボーイ炸裂でもって長期休載期に突入。ひどいというか意表をついた扱いや…

リボーン:特別増ページで、はやくも「銀魂」につづく中堅化か。毎週にぎやかにキャラクターをそろえてくるところが印象強めてるよね。のび太くん似の新キャラと家族とのズレた会話もギャグ漫画として十分レベル高い。これからランボがお世話になる家なんだろうか。

ジャガー:今週は充実というかうすた先生の余裕が感じられる出来というか。ハマーのいやらしくも卑屈な表情の数々とかミントの元主人の変わりっぷり(ロッカーから公務員志望転向って定型だけど生々しい…)とか、くりかえし読みたくなる完成度。女友達ちゃんの地味目の普通女子っぷりも素晴らしい。

D.Gray-man:今週面白かった。ララの方が人形だというのは先週で気付いたけど、それでもなかなか魅惑的な設定だと思う。レギュラー化期待。

金未来杯エントリーNo.5「切法師」中島諭宇樹:競作企画のトリを飾るにふさわしい、新人離れした安定感は以前に本誌掲載された作品よりもグッと連載現実化に近付いている感触。実際、シリーズ化を狙ったネームでラストを締めているし。キャラクターデザインが洗練されて女の子がより可愛く(ヒナとキクの装束、袴の下がヒモパンに見えてさりげなくエロい… 風呂シーンもこの際入れときゃよかったのに)、全般的に読みやすくなってる。テーマ的には目新しさがないのが難といえば難か。

今週はテニプリが取材休載で、ハンターが突発。その代原として「トイレ競走曲〜序走〜」(吉原薫比古)が掲載。なんともいえぬ泥臭い絵柄にどうしたものかと思ったけど、読んでみるとわりに面白かった。絵が稚拙なことの多い代原作品の場合は、読んでもらえるまでが勝負なんだろうなあ。

私の元に届いた今週号は「切法師」の扉絵カラーページが2枚続けて製本されている乱丁本でした。ジャンプでは初めてか、せいぜい二度目。めずらしい。
posted by 三和土 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画媒体感想(更新終了) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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