キャラクターデザインそのものや舞台設定(昭和40年代後半ぐらい?)の古さと、描線や画面処理のシャープさのギャップが目に新鮮でした。個人的にどんだけ名作と呼ばれるアニメでも画質がぼやけてたらどうも見る気がしない嗜好なもので。背景美術もかなりきれいに感じたし。
親や後輩の気遣いよう、常に右手の人さし指をかばうかのように伸ばしている描写、先輩たちの会話の中で語られる中学時代の栄光など、ものすごくオーソドックスな演出で固められた初回でした。こうなってくると、ほのぼのポーカーフェイスで地味を極めた顔付きの主人公を自然に応援したくなってくる。
それにしても初回がサッカーものになってたのには笑ってしまいそうだった。動きがまた、なかなかいいんだこれが。
見られたら、という感じで見ていくことになると思います。