2004年09月27日

ビッグコミック10/10号

20年ほど前に週刊少年サンデー(しかし大島やすいちってマガジンでも仕事してたよね)に連載していた「おやこ刑事」が前後編でリバイバル。しかしいきなり快楽殺人事件。長期連載中の「総務部総務課山口六平太」でもいつも感じてるけど、この原作者(林律雄)の女キャラ扱いってなんか歪つ。ともあれ主人公の奥さんの髪型が懐かしかった。ハート型の天パー。ビジンダーの頭部に似てる。あとそのキャラのおやじの遺影が時代がかったダンディで笑えた。モノクルしてんの。

「ビッグウイング」(旧羽田ターミナル側のホテル閉館話)と「ゴルゴ13」(ほとんど小気味いいまでにコッテコテ関西弁女刑事in関西空港空港)がルーティーン仕事なりの良さがあった号。柴門ふみの「小早川伸木の恋」もどっちかといえばやっぱり面白いかも。世俗まみれキャラと浮き世離れキャラの配置具合が絶妙。ともあれ中堅と大御所配置のバランスの良さ加減が、ほんと安心させられる雑誌だと毎回感じる。次号からは星野之宣『宗像教授異考録』が新連載。同じ伝奇シリーズでもなぜか女ライターものの方じゃないんだな。あっちの方が本誌によく掲載されてたのに。
posted by 三和土 at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画媒体感想(更新終了) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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