2005年10月11日

エウレカ#25「ワールズ・エンド・ガーデン」

最初の方では“年齢不詳な金髪童顔+古川登志夫声+下手な翻訳普通小説みたいなべしゃり”というシュールな組み合わせに思わず吹いて三秒ほど笑ってしまったのですが、レントンがテラスから畑に出てからのこの世ならぬ静けき風景の美しさに魅せられてしまったので、今週は私の負けです。(なんじゃそりゃ)

ウィリアムがマーサにスープを飲ませようとしたり、髪をなでる手つきの愛しげな注意深さが言外に表現されている繊細なアニメートはさすがBONES。(なんとも痛々しかったけど、それを痛々しいとみるのもこちらの勝手なわけでね。その事自体におそらくさしたる意味はない)

自然環境制御にまつわるウィルの講釈や「絶望病」が今後の伏線にたとえ活かされなかったとしても、疲れに倒れたレントンが夢の中で体験した“自分自身との対話”といった心象表現エピソードとしても見ることができる(ウィルだって『トラパーが幻を見せているのかと思った』って言ってた)し、大切なのはエウレカへの恋心を掛け替えのないものだとレントンが実感したという事実のみ。うん、なんだかとっても印象深い回でした。マーサの歩く姿はたしかに美しかったことだしね。

次週あたり、第3期OP&ED来るかな。それともさ来週かな。
posted by 三和土 at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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