2004年10月22日

週刊モーニング第47号

たとえば同じ週刊漫画誌であるジャンプと比べてみると、モーニングってつまらない号と面白い号の差が激しいと思うんだけど。これって少年誌と青年誌のなんらかの違いによるものなのだろうか。で、今週は面白い方の号でした。しかし「バガボンド」はいつ載るんだよ。ジパングアニメ版でのモーニングCMで看板作品として紹介されてるあれは、詐欺広告になってない?

「働きマン」:おお、今回は単なる愚痴でもないし、ちゃんと週刊誌編集部という職場の内実を描こうとしている! モヨコ漫画でケータイ文化批判が見られるとは思ってなかったので意外性もあって面白かった。これぐらいのレベルでいってくれればいいと思うんだけど。まあ高望みは別にするまい。

「ジパング」:正直、戦闘機同士の戦闘とかついていけないんですよ。どっちが敵で味方かすら分からんの。だから今週みたいな状況認識展開はうれしい。クーデター起こして角松追い出したくせに、肚の座りが足らんでえと部下に反対に言われちゃった菊池の姿は、アニメ版第一話の穏健な姿と合わせてみるとけっこう感慨深いものが。

「エマージング」:乳腺孔(ごめん、正式名称知らない)まで描いてあるのが嫌がらせのような治療シーン。何をやりたい、何をやりたいんだ、この漫画は…!! ところで室長はとっとと感染してください。不謹慎にもほどがある。

「クッキングパパ」:夢子さんの髪型が元に戻っとる……

「ベステイア」:あれ、今週はちょっと面白い。珠絵さんの表情がかなり自然なのは、たぶんアシス(ry これぐらいの描写なら主人公がお人形さんじゃなく見えてよろしいっす。

「ブラックジャックによろしく」:展開が相当遅いわけだが。まあ重いネタで慎重に扱う必要がある本作でなら許される感じ。次回エピソードは一つの正念場だろうなあ。

「N'sあおい」:ひっつめ髪先輩が最近いい味を… そしてヒロインもてもて化。そのタイミングで過去のトラウマを引っ張り出してくるのは正解かと。救急医療担当の際に独自の判断で治療して、何か起こったか起こらなかったかという話だろうか。

「大使閣下の料理人」:原作者、女性キャラをお飾り的にしか配置できない人なのかと思っていたけど、今週で気持ち良く裏切られた。もしかしてもしかすると、このまま主人公が萌に移行もアリかも。もしそうなったら面白そう。アシスタントは新婚モード愛たんで。

「昭和の男」:わー、なんか終わりそうな雰囲気でさびしくなってきた。かんしパパは20万に手を付けてくれてなきゃいいなあ。

「天空之狗」:掲載順低っ!! 劇場版某超駄作認定慰労処置とかは、講談社的にはなしなんですか?

今夜は漫画板の「カネが泣いている」スレに大ウけ。

『俺は人間として最低の奴を見ても、何とも思わないが、金貸しとして最低の奴を見ると、ヘドが出るんだよ』

236さんの言う通り、ほんとイイ感じに名台詞。島田地区部長フォーエバー。
posted by 三和土 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画媒体感想(更新終了) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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