今回は「ロボットアニメらしくやればいいんだろ、はいはいロボットロボット。出せばいいんだろ」みたいな、素直でないながらもロボットアニメとしてのギミック作法を踏襲しました、ただしリズムは変則です。という感じ。マジンガーZ時代みたいな“基地テロップ”の出し方とか、昔映画館で観られた(驚くなかれ、私も幼年時代には本編上映前に見たような記憶がある!80年代に入る直前ぐらいだったか…)ニュース映像あるいは学校で見せられた社会科教材用フィルムのような所長お手製自画自賛プロジェクトX映画の荒れた画質に無機質さがどこか不気味なナレーションなど、小中千昭テイストがよく味わえた面白い回でした。
キャラ間のコミュニケーションも本筋から浮かなくなってる(以前は存在意義がわからなくて子供三人組がうっとおしくてたまらんかった)し。ああ、ほんとにふつうに面白くなったよ… すごいな。しかしタルホの新コスは微妙だな。妹さんが来られたんですかって言いたくなる。
ところでEDの演出は“「交響詩篇エウレカセブン」出演中の女優さんたちのオフタイムを追いました”という趣向じゃないかという意見を目にして鱗ポロリだった。メタか。メタ構造なのか。
めずらし〜〜、本作では初めてだよな?と思いながらチェックいたしました。
以前はそういった手法がテーマと分離して浮いてるように感じられて仕方なかったんですけど、だんだんそういった違和感がなくなってるようで、素直に面白いです、3クール目に入ってから。