2007年05月01日

精霊の守り人#4/桃華月憚#5

「トロガイの文」:コメディリリーフにして頼もしい味方、トロガイ婆様の登場でいい感じに雰囲気が砕けてきた。水妖の半魚人っぷりにも驚いたよ。なるほどファンタジーだ。シュガ側とトロガイ側、それぞれ違うアプローチで精霊の卵に関して前向きな意味合いを探っていく方向なのかな。にしてもやはり辻谷耕史氏は気のいいあんちゃん役がよく似合う。あとなんだか鬼太郎カットのひとがでたよ!!

「仏」:話の展開が分からないままに雰囲気を楽しんで観るアニメというのもいいものですね。今回はそれぞれ状況の異なるダイアローグシーンがすべて良かった。中でも守東家の古風な中にさりげなく機能性が取り込まれた台所での寧々と桃花のすいかをめぐるコミカルなやりとり、その翌日のジュナがセイを招いた茶席とが。このアニメも背景美術が見事な作品だ。時系列遡り構成も、おそらくは美少女キャラ萌えアニメにもう一味付け加えるためのフレーミング手法と捉えるべきなんだろう。鬼梗の台詞にあったように、心に残る記憶は後から思い返せば一瞬の短編小説程度に感じられる。そして別れを経ての振り返りは、つねに美しい情景に昇華されるものだから。しかしBパート最終画面/ナレーションの「ツヅク」、ぜんぜん次回に続いてないと思うんですけど(笑) 今回なんてミハシがセイの背後を取ったカットで終わってるもんなあ。
posted by 三和土 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

エミリー#4/地球へ…#4

「四人のスケッチ」:あの集落は変人多すぎー。ケント夫人への町の人々の冷たい態度の描写が意外にシビア。そして息子への愛情はほとんど近親相姦に近い匂いが漂ってくるようで。なんという息詰まる片田舎的情景、とかちょっと戦慄しつつも意識の底ではテディのいじらしい愛らしさにムッハー状態なのだった。女性文芸スタッフが中心なだけに、女性キャラは相当にリアルに性格描写されてますわ。反面、男性というか少年キャラにやや理想化傾向があるのはまあご愛嬌。ところでどうでもいい事だがイルゼは長ずると男ごろしになるタイプだと思う。あとジミーおじさんへの好感度が地味に高騰を続けている。ああいう人とけっこんしたいです!(ほんき) うーむしかしEDはつくづくすばらしい。イラストというかグラフィック担当した人をクレジットしてないのはまことにけしからんね。

「宙からの帰還」:EDの歌詞がジョミーとブルさんの間柄に思えてきた。そんなきみはどこにおちたい?エピソード。こたえ:どこにもおちたくないデス!! そしてジョミ夫は服とひきかえ(なんだかふしぎな燃え方してた)にブルさんを助けたのさ… あれ、あれなんか私錯乱してるのか? おもいっきそ釣られてるのか? だって今回のバランスが微妙だけど繊細な作画が好みなんだもの。ブルさんの子供時代がいとけなかったんだもの。どっちかというと金髪青目時代の方が萌えるなー 昔のはぐれオオカミの子っこみたいな目つきがムハァ- まあそんな事はさておき、今回の隠れMVPはキャプテン・ハーレイですね。なんとたのもしい十郎太。空飛ぶ二人を、作品内外色んな意味でサポートしてた(やおい臭を醸しつつ少しは抜こうとする努力はメジャー枠ではやはり必要っしょ)あんたは偉いよ。若い頃かっこよかったし。ブリッジにいた女性クルー、ルリという子はカリナたちと遊んでたところを見るとまだ幼い、せいぜい12歳ぐらい? レーダーみたいな能力に秀でているんだろうか。あとおヤエさんというキャラは作品内でもそう呼ばれるのかよ(笑)

posted by 三和土 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(2) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

微妙にGWが関係して感想エントリが遅れがちになってます

標準録画したビデオテープが二本以上たまるともう焦りだすわー 仕事もちょっとだけ忙しいんで少々疲れ気味。先週末出たジャンプ合併号もまだ読んでもいないとゆー

なお、今週のコゼットは残業で帰宅が遅れたので視られませんでした。感想休止ご了承ください。

他はゆるゆる消化していきます。GWスケジュールのあおりをくらって放映休止のコンテンツもいくつかあるようだし。まあ逆に曜日感覚がいつも以上になくなってしまって、録りのがしが出るおそれもあるんですけどね。
posted by 三和土 at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話雑記/更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『アニメ調査室(仮)準備中』さんによる「第4回2007春調査」への回答エントリ

こちらで開催中。以下回答分となります。

2007春調査(2007/1-3月期、終了アニメ、51+7作品)

01,NANA,B
02,妖逆門,B
03,蒼天の拳,x
04,武装錬金,x
05,Kanon(新),F
06,牙 -KIBA-,F
07,少年陰陽師,x
08,RED GARDEN,x
09,シュヴァリエ,A
10,ネギま!?(2期),F
11,TOKYO TRIBE 2,F
12,ゴーストハント,x
13,天保異聞 妖奇士,D
14,彩雲国物語(1期),F
15,NARUTO -ナルト-,F
16,ひだまりスケッチ,x
17,京四郎と永遠の空,F
18,月面兎兵器ミーナ,F
19,奏光のストレイン,F
20,MAR -メルヘヴン-,F
21,RGBアドベンチャー,F
22,デジモンセイバーズ,F
23,ショートDEアニメ魂,F
24,地獄少女 二籠(2期),F
25,ひまわりっ !!(2期),x
26,Venus Versus Virus,F
27,おとぎ銃士 赤ずきん,F
28,パンプキン・シザーズ,x
29,ぽかぽか森のラスカル,F
30,ヤマトナデシコ七変化,x
31,パッタ ポッタ モン太,x
32,護くんに女神の祝福を!,F
33,しばわんこの和のこころ,C
34,リトルアインシュタイン,X
35,シルクロード少年 ユート,F
36,ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!,F
37,オーバン・スターレーサーズ,F
38,ファイテンション☆デパート,F
39,金色のコルダ -Primo Passo-,x
40,ときめきメモリアル Only Love,x
41,銀河鉄道物語 -永遠への分岐点-,F
42,ふたりはプリキュア Splash Star,F
43,まじめにふまじめ かいけつゾロリ,F
44,すもももももも -地上最強のヨメ-,x
45,Master of Epic The Animation Age,x
46,ハローキティのりんごの森のミステリー,x
47,がくえんゆーとぴあ まなびストレート!,x
48,新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ,F
49,恋する天使アンジェリーク -かがやきの明日-,x
50,おねがいマイメロディ -くるくるシャッフル!-,x
51,スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-,x

(以下、注意)
52,SHUFFLE! Memories,x
53,神様家族(地上波放送版),x
54,FLAG(バンダイチャンネル),x
55,幕末機関説 いろはにほへと(GyaO),x
56,ProjectBLUE 地球SOS(地上波放送版),x
57,砂沙美☆魔法少女クラブ(地上波放送版),x
58,コードギアス 反逆のルルーシュ(23話まで),B



{追加評価} なし

{総評、寸評など}
「NANA」は原作を大事にしつつ連続アニメとして視聴者を惹き付ける地道な努力が安定して行われた点に敬意を表します。
「妖逆門」は4クールの間にだるい展開も多かったけど、盛り上がった箇所も同じほど多かった。ゲームの意味という敷衍視点がもり込まれているのが興味深かったし、キャラクターの魅力もあった。
「牙 -KIBA-」はシーズン折り返し地点で脱落。序盤の何が飛び出すか分からない際物的シリーズ構成は、ピンで考えれば見ものではありましたが、総体的には付いていけなかった感じ。
「シュヴァリエ」は通俗的なケレン味がもっと入っていれば完璧だった。リアル系キャラクターを時に動かしまくった作画力や渋い語り口など特筆すべき点が多いものの、設定の咀嚼がすこし足りなかった印象も無視できないので名残惜しいですがS評価はしません。
「天保異聞 妖奇士」は異色の設定に当初期待したものの、キャラクターが制作者の代弁者となっている有り様は、文字どおり『お話にならない』出来。とはいえもったいない素材であったのも確実なのですが。打ち切りは惜しくないけど、どこか袖を引かれ続けるものはあるという、どこまでも微妙な作品でありんした。
「しばわんこの和のこころ」はしばわんこの裸エプロン、みけにゃんこの茶わん割れ駄々こね泣きなど動物好きには悩殺ものな思い出が多々。しかしベストはブッチ編でしょう。「おかあさん…」 あとやもめ父さんと近所の娘さんの婚礼の儀でシリーズがしめくくられたのにはしみじみ来ました。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」は唐突な展開な描写がなければもっと高評価を付けた。竹田PDの作品はどうもシリーズ構成や脚本段階でもめるような想像が付いてきてるんで、第二期も期待半分、不安半分ではありますが制作スタッフが渾身傾けていることは、EDクレジットの作画欄一つからも分かります。


以上です。





<本文と直接関連のない雑記>
posted by 三和土 at 01:57| Comment(4) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードギアス・幕間に

Euphemiaという女性名はどうも実在するようです。ただ私が閲覧したサイトにおいては読みは「ユーフィーミア」と紹介されてましたが。あと、精神病理学用語で「ユーフォリア」という言葉があるのですが、これはイタリア語における『幸福』が語源となって「多幸症」を指しているんだそうで。なるほど、ユーフェミアの無垢さは現実離れした能天気さと表裏一体ではありましたが、それでもやはりユーフェミア皇女の死はルルーシュとスザクに決定的な影響を与えて、彼らの精神的幼年期の終わりを告げた事に変わりはないと思います。世界を変えるという事は誰かの血に汚れなければなしえずに、理想郷の夢は常に孵らないままに潰える。それでも、理想を描く行為は尊いものだし意味のあるものだと思いたいのですが。現時点ではルルーシュは自分が得た能力に振り回されているのが悲しいかな現状だし、スザクもまた私怨の憎しみを任務に上乗せしているように思えてならない。ただ救いを見るとすれば、第一話の時点よりかは現実を骨身に沁みて知ったという面のみにおいて彼らは前進している。あとの方向性は現時点では不明とはいえ。それにつけても、私が一番かわいそうに思えるのはルルーシュなんですよ。妹のナナリーが安心して暮らせる世界にしたいというかつて持っていたビジョンも、ユーフェミアを自ら手に掛けたことで憎しみの対象であった父と自分がなんら変わりのない存在かもしれないという楔を打たれてしまった。今後、ルルーシュは始めてしまった事はすすめなきゃいけないという、手段と目的がすりかわった戦いを続けなければいけない。いわば修羅道に堕ちてしまってるんですよね。そうなると、彼を救えるのはおそらく同じ土俵に立つスザクしかいない。第一期はルルーシュが自己破壊衝動を隠し持つスザクに「お前は生きろ」と告げる物語だった。だから、第二期ではスザクの方からルルーシュに「君を許す」と伝える物語であってほしいですね。

ところでニーナだいはかせがやばげなブツを組み込んでる機体には誰が乗ることになるんでしょうか。以下予想。

本命:ユフィ仇討ち上等で一転意気投合したスザク
対抗:暴動に巻き込まれたショックで記憶を戻したヴィレッタ
大穴:ノリでなぜかミレイ生徒会長

あ、おはようございましたの人を素で忘れてた。裏本命あたりにしときます。
posted by 三和土 at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀魂#52/鋼鉄神ジーグ#4

バブゥ後編:赤ん坊の父親の顔がほんとに銀さんそっくりなのは見ててなんだか微妙な気持ちになったというか。あの街にはよくいる顔なんですかねえ。あと総白髪頭も… 今回は回想シーンにアニメ版なりの付け足しがあったような気がします。比較できるほど原作エピソードを記憶してないけど。作画は嘉平おじいちゃんの顔が渋かったような気がする。シチュエーション面では、屋根瓦の上を逃げる新八たちと追っ手との鬼ごっこが印象的。なんとなく「南総里見八犬伝」の一場面みたいで。

「決死の水中バトル! 列車砲準備よし!」:作画レベル落ちないですよ。今回は特に水煙とかエフェクトがえかった。で、今回発見されたメガシューターは遠距離支援とゆーかビッグシューターに載せきれない装備をぶっ飛ばしてくれるにくいあんちくしょうという感じなんでしょうか。マリンパーツはネーミングもデザインも70年代ロボアニメ臭びんびんでなんかニヤニヤしてきてしまったり。永井豪テイストバリバリなサブキャラ二人も同様。直次郎が出たってことは、身堂隊員の元ネタって「あばしり一家」のヒロイン…なんてのは強引すぎるあてはめか。別に似てるとこないし。身堂隊員といえば、彼女と早乙女隊員との第2話での会話が伏線となって今回のエピソードの導線になってたけど、そういうさりげない演出はなかなかこころにくい。物語がなめらかに動くと思う。十兵衛ちゃんこと柳生隊長のレスリングスーツや防衛隊制服も見れたし、良い三人娘回でした。この期に及んで早乙女&身堂が女に見えてこないのもかっこよすぎ。でものちのちはギャップ萌えも見たいかも。あと今回の曇った表情が伏線となってのミッチーと宙の悲喜こもごもな再会シーンもぜひ見たい。そういえば鏡が終盤でなにか気にしてたようだけど、取り憑かれ展開とか来たりする可能性もある?

posted by 三和土 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

(2007春:新)つまみ食い感想いろいろ

初回感想じゃなくて第2話とか第3話とかそんなあたり。

「ハヤテのごとく!」:地元民放局で始まった。楽しげでいい雰囲気。作画密度がゆるめなのもむしろ安心して時々目を離せていい夕方コンテンツなにほい。

以下、一泊旅行した大阪で視たもの。

「ながされて藍蘭島」:これも楽しげなハーレムアニメ。深夜の半分寝た頭にちょうどよさげ。原色に近いまぶしい青色とかが液晶テレビ向き?

「なんとかかんとかギガンティックフォーミュラ」:世界大戦だっけ?(後日追記/機神大戦ですって) これの前ぐらいにオーマイキーという人形ミニコント流れてたんだけど、なんか主人公の頭の悪さが通じているようで面白かった。このキャラデザ、嫌いじゃないな。中華夫妻がエロくなさそうなところがかえってエロそうでなんだかいい。豊満な妻にも学童体操服着せるのはセクハラじゃないのか。夫のブルース・リーシンクロ度は現在何十パーセントですか? ロボットの中にギリシャ石像の頭が入ってるというめちゃくちゃ加減、嫌いじゃないぜ。というか実はけっこう面白かったです。これといいヒロイックエイジといいSFアニメにおける“大きな物語への回帰”がこれからしばらくの潮流だったりするのかも。

「ウエルベールの物語」:アバンは洒落てていいかも。女性二人でなんだか賞金首ハンターみたいなのやってたけど、それって今期マシモアニメとカブッてないか。本編についてはあまりみてないので分かりません。クレジット見た限りでは監督はREIDEENの副監督と同じ人かも。

しかし関西の深夜アニメもなかなか充実してるというかすごいねー ほかにも銀河鉄道物語とかまおちゃんとかやってるみたいだし。全部見ようと思ったら一晩中寝られないね。夜が明けるね。
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2007年04月25日

D.Gray#28/REIDEEN#8

「エクソシスト、クロウリー」:クロちゃんとトマという黒の教団の誇る二大キモカワイイ団員(+2)が牧歌的に村人と暮らすAKUMAと接触という愛らしいエピソード。まあそれで終わるわけにはいかないのが本作のシビアさで、その一線が守られたのには感心したものの、終盤の村人の反応が無垢すぎてあまりにも不自然だったのは残念。あと“例外的にフレンドリーなAKUMA”の具体例としてクロウリーの脳裏に浮かんだイメージが裸帽子のエリアーデというのはどうなのよオイ。だって二人はプラトニックな関係だとばかり、私は思ってたのに…

「疾風暴走」:全裸なし回はもしかして初だろうか。でもうつぶせモードでのうめきカットがあったんで無問題。っていうか全裸あったわ。いがぐり整備員の。浜辺仁王立ち笑た。Aパートラストの目アップで「…うそぉ」って近付いてくるミサイルにレスするシーンといい、今回はネタ面もなかなか。せっかくだから泳いで帰ろかーというシュールな終幕ぶりも味わいあった。でも絵面ないのね…星川姐さんが本気で言い出したのかどうか気になってたのに。太郎がビキニ派かトランクス派か見たかったのに。そしてもう一人の戦術スペシャリストはまだ名前が覚えられない。はたまたゴッドソードは何度みてもペーパーナイフに見えてしまうのだった。なんだかんだで色々と楽しめてます、このアニメ。眼鏡整備員が気を失って高空から落下、らいでぃんが平行して追うも手が出せず、そこで整備員は光に包まれて…ってくだり最高だったよ。ふつうそれは美少女の役回りですから。
posted by 三和土 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードギアス#22、23(終)

夏に予定されている特別編を第二期とのブリッジとする、なんとも変則的な放映形態が取られることとはなったけれども、とりあえずはルルーシュとスザクの心理間に決定的な一線が引かれた時点をクライマックスに持ってきた点については評価できると思う。無垢の異母妹(ユーフェミアという名前は-綴りは置いておいて-ユートピアの語感をどうしても連想させられる)の理想を地に堕し命を奪うことになった責任という精神的負荷を自覚させながらも、スザクと電話で会話した後のルルーシュにピカレスク・ヒーローとしての演出をきちんと付けたことで、ちょこちょこと引っかかりを感じた露悪的描写(神楽耶の媚び演出はそれとは別に不快というか悪趣味に感じた。同じサンライズ制作の「ゼーガペイン」におけるキョウ妹みたいな浮きっぷり。なんで最終回に及んでああいうの入れるんだろ)も反故にできた印象。まあわりと際どい手法を、演出と脚本のコンビネーションに加えて作画陣の奮闘によるデコレートでのりきった意欲作にして異色作といっていいかと。個人的に好きかどうかと聞かれると微妙な線もあるんですけどね。
posted by 三和土 at 05:13| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少女コゼット#16/桃華月憚#4

「パリのゴルボー屋敷」:管理人婆ぁは見た!&なんとかかんとか公園で母との記憶に浸る、そして新しいおとうさんの二本立てです。あの下宿安かったのかなあ。でももうちょっと店子に無関心そうな管理人のところ探せなかったのかなあ。まあヴァルジャンも官憲の目を気にせざるを得ないし、見た目よりも精神的に余裕ないんだろうけど。それでも幼女の心理ケアや教養増備にまったくおこたりないあたり、なんというか『倫理的に正しい源氏物語』を視ているようでもある…

「冠」:冠と仮面があればセイの能力を制御できて、その能力とは赤剣およびその共鳴者を自由に操れるという感じ? 今回はまこちゃんが湯船で立ったまま龍神の力を発動させるシーンがおもしろかった。なんで湯から上がらないのとか、その横笛どこに置いてあったのとか突っ込みどころは無限。あと章子さんのドライブシーンの意味のなさ。あの妖怪かむろと関係あるのかとか思ったけど事故後の「なんじゃこりゃあぁ〜」でそんなこたぁないと理解した(笑)
posted by 三和土 at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする