2006年04月17日

マイネwie#13(終)「希望」

これを録画する前にちらっと前シリーズのEDを目にしたんだけど、印象の違いにちょっとびっくりした。マシモアニメの放つ一種の妖しい匂い、しっとりとしながらもグロス感も伴ったあの独特さは一言では説明しがたいものだと再確認。 で、直接の続編であった今シリーズもとうとう完結。まずは満足できるレベルでした。ただ演出の押しはもうちょっと強めでも良かったかも。それはラストシーンでも言えること。オルフェのこれから待ち受けている困難への意志表明を示しているとしても、やや意図わかりにくかった..
posted by 三和土 at 00:43

2006年04月13日

マイネwie#12「対峙」

すべてをバルトローメーウス様が持っていってしまわれた… 結論:wiederの主役はヒゲドリル真校長 あ、陛下と陰険旧眼鏡教師(この二人のアップだけなぜか作画よかったなあ)の間には別に何の関係もなかった。おかしいな、先週の引きで「お前は…」 とか言ってたからてっきり隠し子かと思ったのにー それにしても今春のアニメラッシュの弊害はすでに現れはじめているようで、今回なんてラス前なのに作画監督三人分散体制。せっかくのクライマックス部だったであろうオルフェとアイザック..
posted by 三和土 at 23:02

2006年04月03日

マイネwie#11「暗影」

ふつうの音量でアニキぶったひとりごと言ってたらイヤな同居人にうしろで聞かれてたり、ピンのエピソードも無かったぽっと出の新人が「おれたちもシュトラール候補生として出来ることをやるんだ」といきなり地味にぶち上げたり、ルーイ様はこっそりと信書を窓の隙間から受け取らなくてはいけなかったり給仕役も自分で断ってしまうという屈辱的な現状、新校長は新校長で一生徒に人生相談を受けてしまう始末。そのオルフェたんはあいかわらず真っ白なマントで学園内を闊歩しつつ、めっさストレートな正論を一抹のてらい..
posted by 三和土 at 00:34

2006年03月27日

マイネwie#10「錯綜」

「だからお前たちは甘いっていうんだ」っていうか、そこは前シリーズの名言にならって「甘ちゃんだっていうんだ」って言ってくれないとイヤイヤイヤーン(ふたご姫知らないのに太臓でちょっとだけかじって使ってみた)。少年たちよりナイーヴな甘ちゃんエージェント・アイザックの悩みは深い。ところでエドの深入りをとっさに止めたジェラルド先生、裏はありそうだけどとりあえず敵対存在ではないようで。 一方、名前覚えてないけど性格の悪そげな赤毛の子(案外いい奴…だけど考えてみたらすごく貸し作れそう..
posted by 三和土 at 20:40

2006年03月23日

マイネwie#9「逃亡」

「私にかまうな…!!」とすばらしきツンデレ開花への予感を誘った次回予告から一週後、たしかにルーイ様へと見えない敵の魔手による罠が突然に迫ったのでございます。“こんなこともあろうかと”ばかりに素行の怪しい生徒しか知らない秘密の地下通路をエドの案内によって仲良しグループ5人組は、国王直轄部隊の逮捕の手を逃れんと先を急ぐわけ(中世テイスト設定の本作において地下水道跡のような舞台はよく似合います)。そんでもって、新シュトラール連に親切もされたりした後、ちょっとした剣戟(おまいら真剣持..
posted by 三和土 at 03:31

2006年03月13日

マイネwie#8「陽光」

前シリーズのナオジ回同様に作監は津幡佳明氏。端麗な中に一抹の男っぽさがみんなの顔つきに出てるのでなんか新鮮ー でも今シリーズももう登板ないんだろな、きっと。 ナオジの決意にはけっこう驚かされた。この子の状況はこういっちゃ何だけど、カミユのものより数段切実というか具体的なものだったんだなとあらためて。控えめなキャラだからなおさらいじらしいわ。 しかし母親(たぶん30代後半ですね)とナオジ(母方にクーヘンの血筋?)のふたりの精神のゆらぎを同時に救うよう仕向けるとはルー..
posted by 三和土 at 18:14

2006年03月06日

マイネwie#7「起点」

エルムント(栗毛の地味っ子。名前ちがってたらゴメン)の実家の100坪はありそうな敷地に建つお屋敷をみて、あまりの質素さに息をのむカミユ。おまえは私んちを見たら卒倒必至です。ううむ、主人公五人組ってガチ上流階級といいますか… もう王族レベル(『やっぱり貴族、100代先まで大丈夫!!』)みたいなんだな実質。はなから等身大の感情移入をしなくていいという意味では、かえって気楽に見れるかも。 ルーイは意気消沈中の母上(メンタル面が脆弱なタイプなんだね)の見舞いに忙しいのに、ちゃ..
posted by 三和土 at 02:29

2006年02月27日

マイネwie#6「楽園」

女子生徒たちの有閑マダムみたいなもったりもったりした会話のあたりから笑いの予兆が止まなかった。さすがはヒロインのカミユたんメイン回。前シリーズでもカミユ回だった第3話からマイネ度が急上昇した観があったしな! カミユの突然の自主退学に世話役オルフェさんはやきもき。エドさん家に続いて今度はカミユ家へ躊躇なく出発を決めます。授業は出席しなくていいの…? しかしそんなカミユの元へは新シュトラール候補生の一番穏やかそうな子(名前覚えてません)が一歩先に。だから行動早えぇよ(笑) ..
posted by 三和土 at 03:39

2006年02月20日

マイネwie#5「冷雨」

エド父にこっそり警告の手紙を送ったのはアイザックなんだろうけど、前シリーズならもっと華々しい行動を取っていただろうなと思うと、今シリーズでは演出自体の基調が地味なものになったんだなと改めて確認。エドが自力で私邸まで辿り着いたのも同様。ここ数回は、エドが家族のしがらみから自立するお話だったわけですね。オルフェの役割はあくまで手助けと精神的サポート程度。 印象的だったのは、エド母が1カットながら生き生きとしたエキゾチック美女として描かれていたこと(エドと妹との再会展開ももし..
posted by 三和土 at 17:56

2006年02月13日

マイネwie#4「焦燥」

アイザック、ベルーゼとの同居乙www 使い走りみたいなことやらされとるね… もうお目にかかれないかと思っていた芝美奈子氏の作監回。すこし頭部が横長気味になったような? 芝氏の回の場合、原画の美しさもさることながら動画にも目を配られているのか、あきらかにキャラクターの動作が滑らかになっていたりするんだけど、今回は冒頭でピアノを弾くエドの上体が微妙に揺れる箇所が見事でした。 学園の不穏な空気に消耗していくカミユと平行して、エドへの新シュトラール候補生からの揺さぶり(こ..
posted by 三和土 at 04:09

2006年02月07日

マイネwie#3「勝者」

ストーリーが本格的に稼働開始。それに促されたか新シリーズ視聴にあたってのこちらの心構えもようやく完了した。 前シリーズでオルフェが姉の死というトラウマに自分の中で一区切りをつけた以上、“画面仕上げがクリアになって色調の彩度が上がった”のも“女性キャラの実在感が増した”(エリカやウェイトレスが活き活きとして見えるし、なによりカミユ-この子がヒロインでしょ?(笑)の清廉な色気が格段に増しているのは、メインアニメーターが女性から男性に交替したことの如実な効果かと-)ことも構成..
posted by 三和土 at 00:02

2006年01月31日

マイネwie#2「革命」

作画に関しては前シリーズよりも、やや安定しているように思う。設定表が描きやすいラインになったということなのかな(もしかしたら山下喜光氏が起こし直した? いやそんなことはないか…)。 お話の方はというと、学園を-表面的にはゆるやかに-変革しようとしている校長に直接会ってオルフェたちが探りを入れたり、前校長が失踪したと聞いて不審な気持ちを新たにしたり、新キャラの生徒グループとカミユとのちょっとした接触により伏線が張られたり、ベルーゼ元先生がアイザック(なんかキャラクターが地..
posted by 三和土 at 02:34

2006年01月24日

<新番組>吟遊黙示録マイネリーベwieder#1「序曲」

大変だ。真下っぽさが予想以上に抜けてしまっている。界王さまオラどうすればいいんだ? OPの女性キャラの絡み演出とかEDの陽光まぶしい雰囲気とかに「分かってねー」と思わずつぶやきたくもなるけど… まあ前作とはまた別物として見るようには努力しないとね。 しかしつくづく前作シリーズの雰囲気のすばらしさを思い知らされたよ。あの常に黄昏れていながらもシックゴージャスとでも言うべき色彩設計、暗喩として用いられる女性性の色っぽいイメージにハマッていたcan/goo(タイミングよ..
posted by 三和土 at 04:44