2007年01月15日

2006年よかったアニメ(改訂)

(このエントリの内容は昨年大晦日に一旦公開されたものですが、その後「少女チャングムの夢」と「009-1」の視聴を終えたため、増補改訂することとしました。同時に放映中作品の雑感も追加。) <2006年内に終了したアニメ・ベスト3選出> 今期終了今年終了したシリーズでほぼ全話見通した作品名を以下に羅列します(だいたい放送終了順)。 「怪〜ayakashi〜」 「強殖装甲ガイバー」 「雪の女王 The Snow Queen」 「交響詩篇エウレカセブン」 「ノエイン..
posted by 三和土 at 13:28

2006年11月19日

シュヴァリエ#13「兆し」

さーてどの釣り針から反応していきましょうか(笑) とりあえず先生は、デュランとデオンを相部屋にしないように気を回してください。それともわざとやっているのか? その煽りは洒落になりますぇん。大分よろめいてきてるよ、デュラン。やばい、やばいよ。というかマクシミリアンのデオン=リア誘惑展開のさわりきたよ。予想外に早くてうれしい。 マクシミリアンがかつてはお小姓っぽい境遇だったかもと想像させられる頬なでまわしシーンは、表情が平坦すぎるのが惜しかった。カリオストロ(奥さんが..
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2006年04月10日

(2006春:新)少女チャングムの夢

そういえば、数年前にNHK-BS2で本邦初という触れ込み(記憶は怪しい/追記:「虹の戦記イリス」の方が先だったみたい)で輸入放映されていた「装甲救助部隊レストル」。あれは私は最初の方だけ見てたりしたんですけど、あの頃にくらべるとぐっと全体レベルは日本アニメに近付いてますね。キャラクターデザインのデッサンの確かさにしても、背景美術のさりげなさにしても。脚本や演出は、恐れていたよりかはドラマ版(でも一回しか見たことないのに(笑)>自分)と遠くなくて安心しました。料理に人情にアクシ..
posted by 三和土 at 21:20

2006年02月13日

雪の女王#36(終)「故郷へ」

うわあ… わがはい前言撤回するなり…… とってもきれいな大団円でした。結婚式シーン感動した。キスシーンのふたり美しすぎる。 スーパーアンデルセン大戦(だれかが言ったすばらしく的確な表現)はAパートで終了。ラギの雪の女王への恨みは誤解からくるものでしたという肩すかしオチも、女王がなんとなくいい感じの格言めいたことを口にしてうまいこと収めた(これぐらいの強引さなど年期の入った出崎演出の前には無問題)。あとは帰還の途中で、旅に出たフリーダと再会するくだりが嬉しかったなー。きか..
posted by 三和土 at 03:20

2006年02月06日

雪の女王#35「迫る魔王」

アバンからラギをお姫さま抱っこする女王に笑わされたと思ったら、本編でも赤トロルと青トロルによる「あしたのジョー」セルフパロディがあったり。女王はヤー!!と気合入りのるろうに張り剣技を見せるし。ラギはラギで魔王の手下からの攻撃を真剣白刃取りでかわしたり。 もうアンデルセン原作の痕跡すら見当たらない。そう、笑うしかないんですよ。笑うしか。出崎監督は大丈夫なんでしょうか。「白鯨伝説」の頃からうすうす不審に思ってたんだけど。
posted by 三和土 at 21:20

2006年01月31日

雪の女王#34「ラギの復活」

すいません、最近寝不足気味なこともあってか何度ビデオを再生し直しても途中で寝てしまふ。だってもう、何がテーマなんだかよく分からなくなってきちゃってさー 風のなんたら改メ愚か者改メ魔王、って原作でも登場するキャラなのかなあ… それにしてもラギってすでにして半神みたいな扱いになっちゃってるなと。あれだ、中隊が全滅した折に雪の女王の超技術によってサイボーグ手術を施されてるとかそういうオチを(ikry
posted by 三和土 at 02:15

2006年01月24日

雪の女王#33「氷の城」

愚か者(旧:「風の精霊」とかなんとか)の正体ってあんな鬼顔マッチョモンスターなのか。見逃した回も多いからおいら初めて見ましたよ。ふつう民話に出てくる「おろかもの」っていえば無気力でひょろひょろしたルックスが多いからなんだか違和感というか意外というか。というか攻撃性満々な愚か者って手に負えんな。そりゃクールビューティな雪の女王さまもついついアクションキャラになってしまうわけです。 そしてゲルダに再会したカイは期待通りの反応を(笑) いや、どうみてもカイの本質は現状そのもの..
posted by 三和土 at 04:25

2006年01月16日

雪の女王#32「賢者と風使い」

うぉぅベー、一緒に来てくれたんだ! 金の馬車なくしちゃってたもんな… しかしそんなベーも早々にお役御免。なぜならゲルダは最終ステージである女王の居城にとうとうたどり着いたからなのです… にしても成獣の雄トナカイをロープ一本で穴から引き上げるゲルダの腕力はどんなだよ!(どうしても今回したかったツッコミ) 道案内をしてくれた仙人のような存在、賢者と風使いがどちらもおばちゃんだったのが印象的ですね。干しダラはあんまり美味くなさそうだったけど(笑) それにしてもあんたらふわふわ..
posted by 三和土 at 17:25

2006年01月09日

雪の女王#31「山賊の絆」は見逃しました

さよならフリーダ… 文太トナカイはどうなったんだろうな…
posted by 三和土 at 15:56

2005年12月19日

雪の女王#30「山賊の掟」

どう見ても赤ずきんというより赤ほっかむりです。本当に母の愛をありがとうございました。 文太兄ぃのイビキ演技笑った。しかし夜行性の巨大トナカイ、なんなんだろう。正体気になるぜぇ… フリーダは母親からの過干渉に苛ついてるわけだけど、別に愛情の真贋自体を疑ってるわけではないように感じた。その点は安易な現代風潮批判になってなくてちょっと渋いな。
posted by 三和土 at 19:10

2005年12月14日

雪の女王#29「山賊の娘」

暗闇から… 菅原文太の  棒読み台詞が。 しかもトナカイなんですってよ奥さん。 そんな信じられない引きで今回は終わりました。草笛光子の演技はややもすればふがふがして聞き取りにくいし、もう何が何だか。スーパーサイケデリック・アニメだよ、ほんとこれ。だってダークエルフ(としか思えない。人間じゃないって言ってるし、耳とがってるし)が『獲物音頭』踊るんですよ。獲物ダンスならまだしもですよ。あとゲルダが前日会ったばかりの少女の顔面めがけて、靴底キックかますし。なにその格闘技。 ..
posted by 三和土 at 00:11

2005年12月05日

雪の女王#28「不思議なカラス」

おそらくアニメオリジナルエピソード。とにかく矢尾一樹による森ガラス・モーリー(彼女のローシー、『白ガラス』なのに白くないやん!と思ってたら『城ガラス』だって。はじめて説明スーパーをありがたく思った)のコミカルな演技が楽しかった。矢尾たん、一年前の同じ枠ではポワマプにて中流家庭の令嬢を騙すたらしの役やってたのに。ギャップすてき。 すでにおとぎ話的ファンタジー空間にゲルダを足を踏み入れてますよ、と視聴者にアナウンスすると同時に、ゲルダにコートと御者なしでも走る馬車という新装..
posted by 三和土 at 04:48

2005年11月28日

雪の女王#27「大氷河の危機」

スカート姿の少女を連れて、鍔広帽に厚手コートも無しの軽装で氷河横断に挑むトヲル=ラギTHE吟遊詩人。そりゃ、誰もこんなヒーローキャラが死ぬとは思わんわ!!!南洋育ちと一目で分かるデザインのサルもぴんぴんしとるし、まったくファンタジーにもほどがある。こんなんお茶の間のファミリーたちは付いていけてるんだろうか。私はいっぱいいっぱいです。 しかしカット編集がいつにもましてむちゃくちゃだと思ったんですけど… 一回目の危機でクレバスからものすごい勢いで吹き上げられてた海水(間欠泉..
posted by 三和土 at 16:51

2005年11月14日

雪の女王#25「王家の鍵」

ニッキゲスト。前番組のポワマプでも出てたような。その時よりも時代もの舞台調の演技で悪くなかったですよ。暑苦しかったけど(笑) うん、いまいち。オリジナルエピかな? 王の亡霊がゲルダに丁寧語で話しかけるのが違和感バリバリでした。なあ、ほんとに時代考証担当としてクレジットされてる人は何を考証してるの? 公式サイトから質問文でも送ってみようかなー
posted by 三和土 at 19:00

2005年11月08日

雪の女王#24「月夜の人魚姫」

結局あたいは捨てきれなかったわけでさあ。 この 出埼統meetsアンデルセン,featuring仲村トオル な怪作を… 結論からいうと、今週は当たり。ラストが甘々でやや気恥ずかしくなるきらいはあれど、「赤い靴」の回とならぶ出来でした。 メタ・ストーリー(思い起こせば『白鯨伝説』もそんな感じだった)な入れ子構造により、思いきった改変で相対化された「人魚姫」のおとぎ話。陸に上がった人魚自身が自嘲するほどに、地上は白けきった空気が漂っているわけで。そんな世界を幼な..
posted by 三和土 at 03:08

2005年10月17日

「雪の女王」感想はどうも落ちそうです

新番組が始まって忙しくなったせいというわけでもないのですが、 端的にいうと ゲルダの旅は一人でやんなきゃ意味半減じゃないの といよいよツッコミたくなった ということで、もっとぶっちゃけて言うと ラギさんとアモールとホルガー ふつうにじゃまです 仕事が定時で終われば放映時間には間に合うので、たぶんこれからも観るとは思うんですけど。前より集中して観ることができなくなっちゃったんですよ…
posted by 三和土 at 16:17

2005年10月17日

二日間で6本ものアニメを観るなんて違う!こんなの地方アニメファンの生活じゃない!!

観た順に「ノエイン(新)」「絶対少年」「BLOOD+(新)」「ツバサ(終)」「雪の女王」「エウレカ」。 ありえねえ。こんな充実ぶりありえない。そして、感想をどれから上げたらいいか呆然とする私が取り残された。都会の感想サイト持ちの人たちは大変だなあとあらためて思いました。 ところで「ノエイン」、「絶対少年」、「BLOOD+」は舞台がそれぞれ函館、横浜、沖縄と非首都なのが偶然の目の出方として興味深く思いました。あと、上記6作中実に5つがヒロインが短髪。特に新作のノエイ..
posted by 三和土 at 16:09

2005年10月09日

雪の女王#20「カイへの手紙」

送る当てのないカイへの、ゲルダが綴った手紙の内容にてこれまでの旅の出来事を振り返る趣向の総集編。なんだか「えんどう豆と少女」の割合がかなり高かった気がするのですが… とりあえずゲルダが旅に出てからあきらかに頭身が少なくなってしまったことは再確認した。個人的には第1話とかでの伸びやかな少女という風情の方が好みだけど、思春期を迎えていそうなまでに成長してしまっていては、道中いろいろと生々しい連想が視聴者に入ってしまうという配慮からの変更なのかも。まあしゃあないか。というかや..
posted by 三和土 at 20:24

2005年10月03日

雪の女王#19「マッチ売りの少女」

なんかラギのモノローグって寝物語で聞いた話をオレの彼女がさー、ってゆってるみたいジャネ? 「おまえ悪くないよ、できることはやったじゃんってなんべんも慰めたんだけどねー」 もう、ベッタベタにつらい話だって分かってるもんで今回は最初から及び腰で視聴しました。ゲルダ(あいかわらず喧嘩に嘴つっこむの大好きだな)、マッチ売りの少年少女の中に混じるといかに容姿に恵まれてるか分かるね。あとゲストキャラのマリアもかわいいデザイン。もうちょっとやつれてたり薄汚れててもよかったような気が..
posted by 三和土 at 01:06

2005年09月19日

雪の女王#17「あの女はろくでなし」

後半はちょっとやり過ぎ感あったかなー、シナリオもこだま愛氏の演技も。ヘレーネ(アンデルセンが晩年の母をモデルに原作を書いたと聞いてたから、アニメ版のなまめかしさには意表をつかれました。というか息子のラスムス可愛すぎ。雪野五月の少年声があんなに愛らしいとは…)が死ぬ前にゲルダが街を出てた方が渋い雰囲気でオチたかなと。 ところで有名原作になると、金春智子氏が脚本担当してるのは気のせい?
posted by 三和土 at 20:58

2005年08月29日

雪の女王#15「ハンスの挑戦」

ひねりのないエピソードで退屈だわぁ〜… ところでハンス役の関口知宏氏は有名司会者のあの人の長男さん。熱演だったけど、どっか滑ってて視聴者としては見ていて入り込みづらかった。作画も相変わらずひでぇ〜… 冒頭のラギ、顔変わり過ぎてて吹いた。というかラギは東の村に用事なんてなかったね。あれはハンスから逃げるための方便。きっとラギたんは自分より顔がよさげな男が嫌いなんだよ… そんなことより次週は必見。悲壮な顔して出崎PANしてる予告映像のラギたんにまた吹いた。もう主人公はゲルダ..
posted by 三和土 at 00:08

2005年08月22日

雪の女王#14「道づれ」

だめだー ラギは存在自体がおもしろすぎる。話に集中できまない。 まずゲルダに素性ちょっと探り入れられただけで速攻逃げ入れる。ごまかしてスカしとけばいいのに瞬間的に心を閉ざしてしまう。そして抑揚がないというよりもしかしたら東北なまりな台詞読み。向いてない。声優に向いてない(それラギのせいちゃう)。あと売り物である詩の中身が全然心に響いてこない。素通り。いまだに何を歌ってるのか皆目分からない。暗いことだけ分かる。いわく『その苦しみが歌になり、呻きとなってもがき出る』いやだか..
posted by 三和土 at 00:50

2005年08月18日

雪の女王#13「白い馬車」

狂言廻しのラギ再登場に、黒幕疑惑の新キャラ登板、そしてゲルダの旅の目的再確認と1クールのしめくくり的エピソード。決定的にオリジナル展開。というか初めての完全オリジナル回だったのかも。 風間トオルの声って声優にはほんとうに向いてないとあらためて思つた。張りや抑揚に乏しいんだもの… いや、もういいけどさ〜こだわり続けて絡むつもりもないんだけどさ〜 けど、ラギが吟遊詩人としてウケ抜群なのは凄く納得いかない。なっとくいかねー! あんな生で青な詩にだれが金をはらうか。というか、時..
posted by 三和土 at 11:49

2005年08月09日

雪の女王#12「幸運の梨の木」

なんか形に違和感あると思ったら、梨は梨でもいわゆる洋梨でした。ヨーロッパではあのひょうたん型のやや柔らかい果肉のものがまずもって『梨』なのか? これまたシュールなミュージカル仕立てなテンポがクルクルした回でねー 陳腐な互助精神讃歌だというのに、過剰スレスレな演出のおかげで新鮮に見られた。へたくそ(というか手抜きといえばいいのか)に描かれた子犬二匹かわいかったし(犬といえば、人気者だった犬のお墓を参るのにボタンを要求するという罪のない子供商売にはすごく感心した。かわいらし..
posted by 三和土 at 02:38

2005年08月03日

雪の女王#11「赤い靴」

「ガラスの仮面」時の熱演の印象のせいでもあるんだけど、もはや小林沙苗は憑依型声優とすら形容したくなってくる。常に熱に浮かされてるような目つきの絵柄との相乗効果もあって、忘れられないカーレンになってた。あほな子やけど、まこと憎めん子や… カーレンんちがお人好しなおとやん含めて、全員が端整な顔立ちして赤貧の暮らしに心から甘んじてるのがまたなんとも切なくってね。今回ほど出崎演出の杉野絵で良かったんだと感じた回はなかったような。 子供のころ、絵本(セル仕上げのアニメ絵だっ..
posted by 三和土 at 02:48

2005年07月18日

雪の女王#9「バラの妖精」

魔女の城の地下に封じ込められていた薔薇の精霊とともにゲルダ、飛びます飛びます。 メルヘンも極まれりなシナリオと即物的なアニメートの粗雑(とあえて言い切っちゃう)な組み合わせに軽くトリップ感を覚える。あまり美しい出来の回だったとはいえないと思うけど、現世から距離を置いていたらしきアンデルセンの作品を翻案したものとしてはそれはそれで正解という気もする。 ゲルダは、旅になんか出てないのかもしれないとふと思う。相変わらず祖母とともに働き尽くめで色彩の乏しい生活を続けながら..
posted by 三和土 at 11:02

2005年07月17日

「エウレカ」「ツバサ」録画失敗しました

週末から週明けにかけて予約録画アニメが四本あるという現状は、私にとっては少しだけ難儀だなー ちなみにその四本の中でのただいまの瞬間期待度は 絶対少年>>ツバサ≧エウレカ>>>雪の女王 という感じ。ツバサは真犯人判明は先週に済んでたし、エウレカも-新OP&EDは気になるけれども-総集編エピソードだったみたいだし、まあ今回はさほど悔しくないです。
posted by 三和土 at 21:51

2005年07月11日

雪の女王#8「花園の魔法使い」

うわー、予告編からしてすでに間延びした空気を予感していたけどまさか前後編になっちゃうとは。正直退屈な回だった。でっかいネズミ(使い魔?)に一張羅の靴履かれてるゲルダの不運にはけっこう笑えたけど。 ところで放映日の朝に読んだ、北陸中日新聞の読者欄にて80代女性がアンデルセン関連記事にまつわる話題として(本作を)「毎週楽しみに見てます」との投稿。こういった声を聞くと、有名俳優のゲストキャスティングの意味なんかもすんなり理解しやすくなるなあと感じたり。
posted by 三和土 at 05:07

2005年07月07日

雪の女王#7「悪い王様」

ぺ・ヨンジュンそっくりの笑顔な自画像(恋人よりも自分が目立つ構図だったし)を描いてた王様は、元々ナルシズム強めだったんじゃねーの…… そんなわけで、正しくサブタイトルを付けるとすれば「王様の悪いメガネ」、そんなエピソードでした。ぶっちゃけ、4話と同じぐらい笑った。メガネ光り過ぎ。王様の動き奇行すぎ。異様なアニメだな、おい… 楽しいけど。しかし出崎氏の狙いがマジなのかネタなのかが素人の私には分からない。 なんにせよ、ゲストキャラの娘が意外にたくましく自立していたり、..
posted by 三和土 at 02:51

2005年06月27日

雪の女王#6「えんどう豆と少女」

19世紀なんてほんのひと昔だと思うし、豆のスープですら腹一杯に食べられない貧困だっていまだ地上にありふれてる。前回はおとぎ話度が濃すぎたと思ったけど、今回はちょうどよいバランス。すでにほとんど天上人と化しているカイと、対照的に世間にて人生勉強するゲルダとの対比が明確でふたたび堅実な構成ぶりを味わえてうっとり。ゲスト声優の勝生真沙子氏とたてかべ和也氏もナイスキャスティングだったし、作画も比較的設定表に近かったし。これまでの話数の中でもかなり上位の完成度に仕上がっていた回だと思う..
posted by 三和土 at 05:07

2005年06月21日

雪の女王#5「はじめての道」

そうか、おっさん(朝刊のラテ欄『声:井上 順』だって…)の目と歯をむきだした顔にデジャブ感じてたけど、ランプ@手塚漫画か。すっきりした。ありがとう名無しさん。 やや、プロローグ編だった前話までとくらべて繋がり方に違和感もったのね。リアリティを意識して村民生活が描かれてた状態から、ノンプレイヤー・キャラクターみたいな個性の乏しい善意の塊なゲストキャラが出てきて、急にメルヘン色が強まったものだから。もうすこしゲルダに無関心につめたく当たる第三者がいた方がよかった気がする。 ..
posted by 三和土 at 21:20

2005年06月13日

雪の女王#4「旅立ち」

ゲラ笑った。超演出多すぎ。思わず実況スレのログに飛んでってしまいまいたよ。とにかく今回はマイネリーベ並みのエンドルフィン誘発力だった。こんな面白すぎるの困る。毎週だと困るよ。 ここぞ、という節目の回ゆえに過剰に盛り上げざるを得ない内部事情があったんじゃないかなとか勘ぐってしまうんだけど、こういうけれん味満載(背景で波ざばーんとか、情念溢れる止め絵連発とか、街中をスキーはいてかっ飛ばす親父とか)なのはほんと1クール内で一回か二回でいいと思うんだ。来週からしばらくはまた淡々..
posted by 三和土 at 04:33

2005年06月08日

雪の女王#3「鏡のかけら」

一昨日、感想アップしようとしたらブラウザが落ちちゃって思わず「うそぉ」と叫んだ。 たぶんね、次回予告でのカール半裸勇姿が目に焼き付いただのとか吟遊詩人トヲルの目つきは常に怪しくて流しの変質者のようだとか、くだらんこと打ち付けてたので自分の中の無意識内抑制機構がブラウザにわざと負荷をかけちゃったんだよ… 同じこと打ったからこれもアップできないかもね… 今回も含みの多く、なおかつ一般性に則した演出ぶりに満足でした。くさったどぶがわのよふな目をしたカイの笑いのツボが、自..
posted by 三和土 at 15:37

2005年05月30日

雪の女王#2「オーロラの街」

街の暮らしぶりの厳しさと明るさの対比がなんとも切ない(クスクス笑いのあとに泣き出すゲルダなんてもう…)。カイが雪の女王に魅入られる前振りが着実に組み立てられていて順調にして堅調。 繊細すぎる神経を持っている者には、ときに喜びと悲しみの振幅自体がつらくなり、投げ出したい対象になってしまう。そんな時、人は超越者にみえる存在や、あるいは絶対的な概念(最たるものは、もちろんあれですよ。冬が象徴するあれです。)に身を委ねたくなってしまうんだろうなとか、一見牧歌的なフィルムに見とれ..
posted by 三和土 at 22:16

2005年05月23日

新番:雪の女王#1「ゲルダとカイ」

二人の部屋の窓に掛けられた渡り橋は、もう数年もすればおそらく保護者の判断によって外されてしまうんだろうなあとか考えてると、なるほど、これも一つの「短い夏」だろうと。 カイの父親役を演じた高島政宏はけっこう上手かったけど、仲村トオルのナレーションはちょっと聞き取りづらい。この人も抑揚がないタイプなんだね。 二人が住む村の、西の森のはずれから聞こえる鐘の音。今の段階ではかどわかされるカイよりも視点主人公のゲルダの方がより惹き付けられてるように描かれていたのが渋いと思い..
posted by 三和土 at 10:55

2005年04月27日

気が付いたら週に結構な数のアニメを観ていた

まったくの余談だが、今日は休日なのでロールケーキ(ETVでレシピを知った。辻口シェフが作ってた)に初挑戦したけど完膚無きまでの敗北を喫した。電子レンジのオーブンモードで焼いたスポンジが、こう、べシャッとしてね…… そこをクリアさえすれば、ホールケーキより楽そうなんだけど。 閑話休題。 数日前に本家サイトのインデックスページを更新したのだけど『現在のチェック対象一覧』の項目がいつのまにやら増えていてすこし意外に感じた。自分の頭の中では、終わる番組の方が始まった番組よ..
posted by 三和土 at 20:22

2005年02月23日

次期新番組情報もそろそろ出揃ってきた

そんな今日このごろですが、自分のとこのアニプリがキー局放映より2クール分遅れていることにようやく気付きました。 ……やってくれましたね、石川テレビさん。 それでは地上波しか見られない石川県の人々が、アニメ版アイシルでのロンブー淳さんの熱演をいつになったら確認できるか分からないではないですか。(前振り終了) えーと、現在のところ私の来期一番期待はかつての真下クオリティ復権を祈って「ツバサ・クロニクル」です。あんまり叙情演出に流れすぎるのは困るけれど、良くも悪くも明..
posted by 三和土 at 16:38