2007年05月27日

地球へ…#8/電脳コイル#3

「震える心」:作画レベルがめずらしくよろしくない。でも撮影段階でわりにフォローできてるような。それに思ってたよりかデッサン崩れが気にならないのは、本作が脚本重視スタイルであることの証左になった。でも、プロフェッサーのじっちゃんの画風だけけっこう明らかに違ってたのは少し笑えたなり。おまえはどこの異世界から来たのだ! しかしジョミーも無茶するよね。いきなり強烈な思念波送ったら、事故で人死にが出るかもという予想ができないはずはないだろうに。そういう見せ方が演出として明確にされている..
posted by 三和土 at 22:11

2007年05月21日

地球へ…#7/電脳コイル#2

「反逆のシロエ」:スウェナは髪型変わって美しさに磨きが変わったのに、もう退場なんでしょうか。次回からの画面の華が心配。…もしかしてその分はくそがきっ子シロエが補うというのか?! シロエ、人気もあるけど問題児であるというやんちゃぶりがなんともいえずもぞもぞしますね。体制は気に食わない、けどその中で巧く自分がやっていけると思っている。若い。当たり前だけど、なんて若いキャラなんだろう。ところで、恋愛感情ってSD時代にも残ってたんですね…(あんな場でキスしてる連中は半分エリートコース..
posted by 三和土 at 20:51

2007年05月14日

エミリー#6/地球へ…#6

「毒りんご事件」:今回のエリザベスはダメだー 自分勝手すぎ。のっぽのジョンは伯母と姪との感情の衝突のとばっちりを食らった格好で、ああまで女になめた態度取られたら当時の男としてはそりゃもう怒りで腹が煮えくり返ることでしょう。エリザベスは礼儀作法にうるさいくせに、淑女としての嗜みに則ってなかったりして他人に嫌われるのも頷けるところがあるキャラ。やっぱりリアルだなあ… 私の父方の亡き祖母をちょっと思い出すし、もっと嫌なことには私自身が段々そういうババァ化していってる(笑) 今回は..
posted by 三和土 at 01:21

2007年05月06日

エミリー#5/地球へ…#5

「はじめての舞台」:まああんなシナリオ目の当たりにしたら『天才の伝説発端に立ち会ってしまった』と思いますけどね。とはいえイルゼ(今回は平山智氏作監でいつもより美少女度アップ)の朗々とした発声と生き生きした演技にも助けられてのことだというフォローがあったのであまり気にならなかった。しかしローダは抜けてるところがかわいいね。ローダパパはもっとかわいい。美人で気の強いローダママに頭があがらないんだろな。王道選択と物資の厚さで定石を敷いたローダに期せずして発想の転換で簡素な舞台の叙情..
posted by 三和土 at 03:05

2007年04月30日

エミリー#4/地球へ…#4

「四人のスケッチ」:あの集落は変人多すぎー。ケント夫人への町の人々の冷たい態度の描写が意外にシビア。そして息子への愛情はほとんど近親相姦に近い匂いが漂ってくるようで。なんという息詰まる片田舎的情景、とかちょっと戦慄しつつも意識の底ではテディのいじらしい愛らしさにムッハー状態なのだった。女性文芸スタッフが中心なだけに、女性キャラは相当にリアルに性格描写されてますわ。反面、男性というか少年キャラにやや理想化傾向があるのはまあご愛嬌。ところでどうでもいい事だがイルゼは長ずると男ごろ..
posted by 三和土 at 23:35

2007年04月22日

エミリー#3/地球へ…#3

「変わり者イルゼ」:アクのあるキャラクターデザインの通りに、子供といえども全員腹にイチモツあり。リアリティの感じられる学級内やり取りなんだけど、陰湿な印象にならないのはエミリーの底が抜けた純粋さのためらしく、演出の腰の座りの良さはなかなかのもの。黒幕ローダがひっぱたかれてすぐ泣いたところはなんだかホッとしたりもして。あとやっぱり背景美術がかなり丁寧かつ詳細でいいです。風通しのよい気候が伝わってくるし、アーリーアメリカン様式の屋敷の陰影も効果的。ああいう屋根裏部屋は見るだけでわ..
posted by 三和土 at 03:35

2007年04月15日

エミリー#2/地球へ…#2

「マレー家の誇り」:エリザベスへのわだかまりをジミーの過去話を聞くことによってそれとなく解かれるエミリーの様子、おさげ、そして血を分けた伯母との絆と自分自身との誇りを賭けた少女の精一杯の矜持。人と人との間に生まれる安心感や緊迫した空気を、安易にどちらかを貶めることなく描く演出は品がいいし、娯楽番組としてふつうに引き付けられる。それにしてもエミリーが暗い部屋に閉じ込められるくだりの描写は格別に秀逸。小学校の音楽室で、壁にかけられた作曲家たちの古めかしい肖像画を見上げた時の薄気味..
posted by 三和土 at 03:06

2007年04月08日

(2007春:新)「地球へ…」

UVERWorld(綴り違ってたらごめんして)の歌うOP曲いいなあ。今期一番好きかも。画面もいいわ。特にキースとフィシスが近寄るけどパッと離れるカットとジョミーがとんぼぎりみたいなアクションするところ。 これまで観た今期新番の中で頭から終わりまで入り込んで楽しめたのは「鋼鉄神ジーグ」とこれだけ。手指や足先の動きの情感に気を配っていたり、母親がせめて服を着せてやってくれと必死にパジャマを押し付けたりといった地道な演出と顔立ちが華やかな結城デザインとのバランスがいい感じ。こ..
posted by 三和土 at 21:03

2007年03月21日

<2007春:新番>私家版チェックリスト

当地で視られる中で、初回チェックするつもりがある番組をリストアップしてみました。(BSデジタル民放局の新番組は公表が遅れるため、当方の予想となっております) 4/1(日) 「ゲゲゲの鬼太郎」(ITC) 4/4(水) 「天元突破グレンラガン」(BSジャパン) 注:予想です 4/5(木) 「鋼鉄神ジーグ」(WOWOWスクランブル) 4/7(土) 「風の少女エミリー」(NHK教育テレビ) 〃   「精霊の守り人」(NHK-BS2) 〃   「地球へ…」(MRO)..
posted by 三和土 at 18:39

2007年03月11日

ダンクーガノヴァ#4/妖奇士#22

「紅いダンクーガ」:キャピッ子がでた。OPでの動きそのまんまで本編初登場。そしてもう一機のダンクーガ搭乗者っぽいですよ。さて、どーもダンクーガの存在意義は“一時的に戦況の均衡をはかることの繰り返しにより、争いの無為さを提議する”ことにあるんじゃないかという気がしてきた。ジャーナリストのイザベルの視点が要所で盛り込まれているからなおさら。ところで今回はくららの少女時代の回想描写が印象的。50年後ぐらいの日本も、裕福な地域以外の治安とかメタメタになってるかもとか想像すると他人事と..
posted by 三和土 at 22:25