2006年10月17日
妖怪人間ベム#26(終)「希望の灯火」
久しぶりに視聴。“人間とはなにか”というテーマ性が明確な作品だったんで、終わりどころは気になっておりました。
結論を先にいえば、その点においてはまずまず手堅くかつ分かりやすくまとまっておりました。終幕ナレーションとして「これで『魔の世紀』が終わったわけではない、だが(後略)」と述べられていますが『魔の世紀』とはどういうものかというと“人として追求するべき理想の姿が見失われた時代”という現実の世情を投影したものなのではないかと。それゆえにベムやベラはシリーズ中盤から自分た..
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2006年10月09日
『アニメ調査室(仮)準備中』さんによる2006秋期終番調査への回答エントリ
こちらで開催中。以下回答分となります。
2006秋期(7-9月)終了アニメ調査
01,吉宗,z
02,BLOOD+,C
03,capeta,x
04,シムーン,z
05,神様家族,x
06,韋駄天翔,z
07,xxxHOLiC,x
08,エア・ギア,z
09,ガイキング,z
10,となグラ!,x
11,姫様ご用心,x
12,無敵看板娘,z
13,TOKKO 特公,E
14,アクビガール,x
15,アニマル横町,x
16,いぬかみっ!,..
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2006年08月21日
観るつもりはあるけど追いきれていないアニメについて
暑い(残暑きつー。最近すごい蒸してます)だけが原因というわけでもなく。まあ一言でいえば…放映数多すぎる。地上波でアニメがあまり見られない地方人のいうセリフではありませんが。けどやっぱり個人的に可能対応数オーバーフロー気味みたいです。特に気が抜けがちで放映コンテンツ数が多めな週末がヤバい。
○CSフジ721版「蟲師」:先々週あたりに録画失敗して以来、チャレンジ意欲にいっそう減退が。ネット知人の方が以前レスされていたように確かに『見逃してもあまり惜しくない』方式ではあるんだ..
posted by 三和土 at 19:07
2006年08月13日
妖怪人間ベム#18/BLOOD#44
「ベム誕生の秘密」:あっけらかんとおざなりに適当な定番セリフで締められる、武上純希せんせい十八番のテンプレ脚本。ああ、この番組も1クールあたりで切っとくべきだったな。序盤の粘度高い画面演出も近頃はさっぱりだし。さて、今回悪夢として見せられていた家族を殺された錬金術師の強い執着によってベムたちは生み出されたという過去の話は劇中の事実ということでいいのかしら。前作では、確か工業廃棄物から偶然発生的に生まれていたような気がするけど。まあ、そちらもよくは知らないんですけどね。
..
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2006年07月31日
BLOOD+#42「響く、歌声」/妖怪人間ベム#16「最終上映」
BLOOD:ソロモンの翼手スタイルを最初に『落武者』と看破した人の慧眼にはあらためて敬服する。さらにいえばすでにされこうべ化した落武者だ。というか離反前後からの奴の行動と言動のわけわかんなさはもう見るに耐えない。今回の予告なんてキャストさんの歯が浮いてたじゃねえか(笑) もう小夜の血に当たってさっさと成仏してくれて構わないっすよ。
しかし、ミッションの中身こそなんとか後から判明したとはいえ、今回の米軍基地フェスティバルでのミニコンサートイベントは唐突な印象ばかり残った。..
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2006年07月26日
妖怪人間ベム#15、RAY#13(終)
三ツ矢雄二御大が歌う邪悪な小人妖精を!!:無邪気な詞なのに節回しがどこか禍々しい歌とマモル君の瞬間的にすごい歪む顔以外見どころなかったなあ。いじめカコワルイネタは子供向けには欠かせないゆえにルーティン系にハマりやすいと。その点、次回はシルバー世代大行進みたいな話で期待できそう。
なんかアカリボンの扱いひどすぎね?:すみれが出たあたりで視聴打ちきっておけば時間の節約できたなあ。シリーズ途中で超絶手術技巧もアクション要素もうっちゃられたからなあ。で、留美ちゃんって篠山への気..
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2006年07月09日
妖怪人間ベム#13/BLOOD+#39
「地下迷宮のミノタウロス」:見どころその1/でっかい鳥かご状の檻に捕われてる地下鉄新設プロジェクト関係者。美少女キャラなら絵になるところだが、スーツ姿のおっさんたちなのでシュール極まりない。ミノさんは一人ずつ食ってくつもりだったのかな。見どころその2/宿題を教えてくれとたまさかのコミュニケーシュンを求める小学生の息子に、自分と仕事とどっちが大事かを訊ねられて「仕事に決まってるだろ」とわりとふつうに答える新キャラの三上刑事。あんたいいキャラしてはる。ミノタウロスのデザインはいま..
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2006年07月03日
IGPX#26(終)/妖怪人間ベム#12
「結末と、始まり」:シナリオ主幹部分はやっぱりすっかすか(タケシはマックスに先輩としていい事言ってるんだけど、精神的成長の過程がいまひとつ粗かったのでちょっと白々しいし。リズへの告白もまた同様)なんだけど、演出と作画の完成度の高さでかっちりフォロー。なかなか良い雰囲気の最終話でした。ヘタレ道を地味に極めたザナック、(急な変貌に違和感があるものの)隠れ女王様属性を小柄なルックスとのギャップで魅せたマックス、孤高な人生が響いたのがやはりふつうに変人だったカニンガムの不気味さ(彼の..
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2006年06月19日
妖怪人間ベム#10「ゴブリンの悲劇」
ゴブリンを騙して使役した考古学者の零細生活ぶりが印象的。「金よりも大切なものがある」と空の父に言ったのも本心だったと思うけど、それでもやはりルサンチマンの噴出には勝てないのが人間であって… コミカルな描写としみったれた心情性とのバランスがなかなか良い回でした。たまにはこういう頭の悪くて間抜けなモンスターも和んでいいなあ。ところで今回はいわゆる“一人原画回”。しかも演出も兼任されてた。全体的にクオリティが統一されているのも味があるものですね。
posted by 三和土 at 16:33
2006年06月13日
妖怪人間ベム#9/銀魂#10
「占いの館」:プ、プリンセス・○ンコー…… 女は基本的に他人の不幸を願ってるというお話。高橋ナツコ先生もけっこうこういう女のサガ的なお話好きよねえ。ヴィルデ・フラウというドイツ語名の妖怪は初耳だったので検索してみました。ふんふん『野生の女』という意味で、美しかったり、醜かったり、面倒見が良かったり、執念深かったり。…もしかしてこれ、女一般のことじゃないだらうか。まあ題材的にはおもしろかったですけど、演出がやや平板な回だったかな。一番印象に残ったのは恒例の“被害者の驚愕顔が一番..
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2006年06月03日
ゼーガペイン#9/妖怪人間ベム#8
「ウェットダメージ」:フォセッタはたぶん『狸』の当てはめる方向を間違えてる(キョウの皮剥ぐつもりかよ!)。クリスとともに思い出づくりをしようと舞浜へとでかけるアーク、彼らと出会ったキョウに教示されるデータ人間としての死の一つの可能性。…というわけで、今回の“小出し設定”はエンタングル事故が起こると量子データに欠損が出ることがある、と。…でも、それだけの説明じゃアークが「だって私もうすぐ死ぬもの」と言ってた意味がよくつかみ取れないのですが。まあ、それはさておき。反対にいえばセレ..
posted by 三和土 at 23:20
2006年05月31日
IGPX#21/妖怪人間ベム#7
IGPX『決意』:ヤマーはいさぎよくコーチに転身とかの方が「レースが好き、でもずっとなんてあり得ない。だからいま、この試合に勝ちたい!」というエイミー(いいキャラになりましたね〜)の台詞がより活きてくると思うんだけど。と言っている私は実はプレーオフという言葉の意味を知らないだけです。今回はホワイトスノーのザナックが初めてタケシにイッポントラレた。急に漂いだす小物臭(笑) これからが楽しみですね。っていうかもうシリーズ終盤だけど。
ベム『ホムンクルスの涙』:前回に続いて、..
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2006年05月23日
妖怪人間ベム#6/銀魂#7/スパイダー#7
ベム:反魂の術を少年に誘うバンシー。ん、バンシーって女の妖怪じゃなかったっけ? 泣き女… いや水辺の妖精だったかな。今回はシリーズ構成上の一つの要になるエピソードでもあり、コンテの切れや作画上の見どころも上々。2〜3週に一度の割合でこのレベルが見られるなら2クール視聴を乗り越えられそう。次回はベムたちに人としての道を説いた錬金術師が紹介される回らしく。彼ら、洋行帰りなんですなあ。
銀魂:杉田智和氏はじめよろず屋メンバーのそれぞれの演技と息の合い方が回を追うごとに脂が乗っ..
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2006年05月15日
妖怪人間ベム#5/チャングムの夢#4
ベム:うわ、ふつうに二昔前の子供向けゆるアニメになっちゃってる。ダメダヨーもっと空気に粘着性を入れてサイケな色彩設計でなくちゃー ところで今回の病院に居着いてたギズモみたいなヨーダみたいな妖怪はなにがモデルだったっけか。コボルト?
チャングム:チャン・スロが高一ぐらいだとしても、チャングムはどう見ても中一以上には見えない。うん、少しアレ。これからもがんばってください。配給の飯がまずい(白飯すらまずいってすさまじいやる気のなさ(笑)バケツ一杯の汚水でも毎回入れてたのだ..
posted by 三和土 at 16:12
2006年04月29日
妖怪人間ベム#4「呪われた翼」
ショタ分補填きたー。作画も(同一作品比)きれいめで二倍美味しいうほっほ。新キャラ・美月くんは親にも丁寧語で話し、名前にさん付けで呼ぶ独特のコミュニケーション観で生きている子。そんな子だし、一緒に暮らしてるお母さんもリベラルな感じで今度はトモダチいけそうかなーと思ったら…やっぱり甘くなかったね。まあいつか受け入れてくれることでしょう、たぶん。
妖鳥ハーピー(一本足デザインだったのは伝承に忠実なような気がする)にキマイラ要素と現代ペット事情の命題とを加味して、目新しさを出し..
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2006年04月24日
妖怪人間ベム#3「満月の牙」
人狼ことライカンスロープをベラはまるで前から知っているかのような口振りだったけど、あの失恋トラウマ男はつまり妖怪界の有名人だということなんだろうか。それにしてもあの街はおそろしい治安状態だな。犯人像がみえない猟奇殺人が多すぎるだろ。雲英の両親は娘の交友関係に気をもむ前に早急に引っ越すべき(笑)
今回から登場した空(いや「宙」だったかも)は年上の異性、もっと具体的にいえば年増好みという渋い嗜好の持ち主な小学生。一見ガキ大将的なルックスながら、意外に繊細な気質のキャラだった..
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2006年04月17日
妖怪人間ベム#2「地獄への馬車」
妖怪たちが出るシーンでの背景美術の、70年代アニメ再現を狙った“半端レトロ”に圧倒される。父母にベロを友人として認めてほしい雲英のまっすぐなけなげさといい、自分の存在が人間に受け入れられると無邪気に信じているベロのいたいけさといい、このアニメの濃さは半端ない。かつてはこういうテイストが受け入れられる世情だったんだよなあ。
今回のゲストモンスター・デュラハン(別名「首なし騎士」だっけ?)の気持ち悪さもまた半端ない。3DCGをきちんと有機的にみえるように作られてるよー 禍々..
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2006年04月10日
(2006春:新)妖怪人間ベム
アニマックス独占放映という形で始まったリメイクものですよ。そう、思い出しますね… かつて『著名作家シリーズ』という一種名状し難いCS先行アニメ枠があった事を…… 「このまま放送があった事を忘れてしまっていた方が幸せかもしれない」。放送ファーストランを見逃した(そもそもエルゴプラクシーとかぶるので録れない)時そう思ったりしました。が、こちらのサイトさんのエントリで見過ごせない情報を発見。あの伝説のカルトアニメ「少女椿」(丸尾末広原作!!!)の監督氏がやってるですと…!!? なに..
posted by 三和土 at 00:36
2006年03月08日
2006年春新番の視聴可能リストでも作っておこうかな
新規判明分を随時追加する形で。
◎:期待作 ○:興味あるのでとりあえず見る
△:おそらく初回チェックのみかな ×:パス
4/1 ○「妖怪人間ベム」(アニマックス)
4/4 △「妖逆門」(BSジャパン)
〃 ×「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」(BSジャパン)
4/5 ○「牙 -KIBA-」(BSジャパン)
〃 ○「NANA」(テレビ金沢)
〃 △「しばわんこの和のこころ」(NHK総合)
4/7 ◎「ZEGAPAIN」(B..
posted by 三和土 at 19:06