(作品公式サイトへのリンク)
主演にコリン・ファレルという「タイガーランド」コンビ、ふたたび。そういえばニューヨークも一つの“トラが跋扈する剣呑な地”だわなと感じたりもする殺伐とした雰囲気が、ユーモアも多く入った人間描写によって口当たり軽く仕上げられていて印象的、かつ退屈させられない。
絶滅寸前の電話ボックスから不倫トークをかます軽薄な宣伝営業マンが、突如かかってきたアサルトライフル・ストーカー男からの電話の呼び出しに応答して受話器をとってしまったことから始まるサスペンス劇。コリン・ファレルの表情豊かな演技に思わず同情。冒頭での嫌みたっぷりの様子との対比が見事でした。
オチにも形而上学的な要素がほんの一さじ入っているあたり、いかにもシュマッカー監督作品らしくてよかったと思うし。あと画面の色んな箇所に様々な大きさで挿入されてくる分割画面が電話ボックスという特異な舞台を強調する役割を果たしていて、なんとも特徴的。
でも一番良かったのは、電話ボックスをあけろを騒ぎ立てる娼婦たちとその用心棒だったり。あんたらノリノリで演技しすぎ。あまりに楽しそうすぎて笑った。
2006年01月04日
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