思いのほか、感動した。まさに“青春の光と影”。幼な子(さつき、タクミと奈々の両方に似てる感じがいいね)の目に映った美しくも儚い花火をバックにしたEDの土屋アンナの歌が浪花節的に心に響いたよ。良い意味で。
しかしナナは五年後一体… 死んでしまったようにも(蓮は来るかどうか聞かれてるのにナナについては尋ねられてない)所在不明なだけなようにも(ゆかたが用意されていたようだ)思えるけど。うーん、アニメシリーズ続編もあるかもしれないらしいし、後者が有力かな。個人的には、死んでしまってる方が奈々のモノローグがより美しく聞こえてくると思うけど。
途中飽きると思ったけど、なんだかんだで普通に続きが気になってTVの前に座ってしまう力のあるシリーズでした。若くない者にとって、若さはそれだけでうらやましい属性。しかしよくよく思い出してみればむしろつらかった気持ちの割合が多かったりする。それでもやはり、大概の人は人生の夏に戻りたいと思う… 心というものは常にシーソー状態。それを一年間繊細に描き続けたこのシリーズは、やはり地味にすごかったです。あらすじだけでは述べられない行間を描こうとした誠実さが感じられた。
いやー、それにしてもナナとノブ、それにシンの間のやりとりのあの緊迫感。言葉で人は斬れるんだなあっていうか。そして黙って見守るヤスの存在感も。でも、やっぱりエゴをぶつけあえてこその仲間。みんなちゃんと成長した。今の希薄な空気の時代だからこそ、こういう描写が沁みますよ。ほんと。
2007年03月29日
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