特別合併号ということで月刊誌と週刊誌の間ぐらいの厚さ。表紙も特別仕様で、厚みのためにカバーしきれていない本誌部分と表紙との印刷部分が直接続いているという面白いもの。
今回は、印象に残った順で感想を。
SBR:窮地に陥ったブンブーン一家末弟の脅迫セリフが発端となって明かされはじめたツェペリの身上。世襲制の処刑人一族のイメージは暗く描かれることが多いけど、この作品では実に誇り高く堂々としていてかっこいい。処刑の朝に魚料理をわざわざ出すというのは、首断面を思わせる肉料理を避けるためなのかなあ。
デスノ:デスノート廻りの記憶を無くして訳がわからないというミサの様子が生々しくて、それがLサイドの内心の混乱をディティールアップさせている。月とミサの共闘開始以来、さらに展開のスピードアップがなされてまさにドキドキもの。先読みされまいと、制作側も必死ですな!その心意気や良し。
金未来杯エントリーNo.4「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」西義之:オリジナリティがあるという点では、他作品より有利。総合点3.8。こんなコミカルな絵柄でホラー?と不思議に思ったけど、ふすまの陰から大きな顔がのぞくコマはなかなか強烈。…というかふつうの顔描いててもなんか怖いぞ、この人の絵柄(笑) まあ愛敬があるのでいいけど。しかしムヒョはゲイの人並みにカヤに冷たかったな。たとえ内心はウザがってたとしても、いじめられっ子にあれだけ優しくできる子はそうそういないぞい。…まあ余計な人心の詮索をして妙な方向の刺激を与えない方がいいという点では、対霊関係も対人関係もほぼ同じということですかね。そんなこんなで、オカルトと法律を絡めたアイディアはかなり面白い。
ワンピ:仲間割れの鬱々とした展開の中で、チョッパーとゾロのボケツッコミ会話が救いに。ところでゴーイングメリー号ではハンモックで寝るんですね。女性陣は別室でベッドかな?
マンキン:対カリム戦開始。5人目。『休めッッ!』。対十祭司バトルは総じてムサメン編の方が精彩がある模様。しかしアニメ版で先行登場した際のカリムのオーバーソウルはケンタウロス型に見えた気がしたのだけど…あっちも牛だったかしら?
銀魂:先週の海水浴エピソードに続いて今回は怪談もの。季節ネタに風情がある作品だねい。ネタまわしもぐんぐん安定してきてる。これで、あとはキャラ描き分けができればねえ。扉絵のコスプレし合いっこなんて、誰がダレだかさっぱり…
アイシル:こんな盛り下がった100回記念企画もめずらしい。だれか、理一郎氏にギャグネタをほどほどにしとくように忠言できる人はいないのれすか?! 正直、評判のわるい時のこち亀と同じ強引さの親父ギャグ系だと思う。
ハンター:結局パームとゴンの恋愛ごっこは何だったのか。もしかしてキルアの愛の強さを表現するための(ry パームさんの能力は自分の血を使った“予言”のようだけど、この場合は何系になるのだろう。しかしゴンがパームにまったく逆らえないというのは、ミトさんに頭が上がらなかったころの習い症みたいなものだったのだろうか。何にせよ、一区切りはついた。迷走は終わったのかも。
読切「TRANCE BOY」矢吹健太郎:桂正和氏の作品を思わせるコスチュームヒーローもの。読後感は悪くないけど、やっぱり後に残るものがうっすいなあ。あと、矢吹氏の絵柄を『美麗』と評したアオり文には違和感を感じる。描きこみが少ないあの絵柄は、せいぜい『小綺麗』レベルだと思う。…まあそんな単語は宣伝につかえないわけだが。
厚みのわりにはすいすいと読み終えた。あと2週間、わいはどないして過ごそ…
2004年08月11日
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