舞台が、地域共同体がいまだ機能している田菜から都会の横浜へと移ったことで雰囲気はぐっと寒々と乾いたものに。季節の設定が盛夏から初冬へと変わったのも大きく影響している。
希紗の親友・理恵子のツレが二人とも眼鏡っ娘だったのが妙にリアリティあった… 進学校なのかね。またこの女子高生らが可愛くない言動するんだわ。あのさっぱりした絵柄で実際に街中で聞かれる露悪的な会話が出てくると、キく。田菜編でも潮音が無邪気な憎まれ口を叩いているシーンがいくつかあったけど、今回の横浜編ではそういった“ライト悪意”(すべてへの無関心、といった方が近いかもしれない)がより常態となっている状況が演出されていて、何かが起こりそう、いや起こってほしいという物語上の緊迫感は田菜編よりもテンポが速く煽られていきそうな予感がする。
ゴシック風の黒服をまとった希紗のキャラ立ては、OPでの印象よりずっと具体的でかなり良かった。歩よりもさらに強く疎外感は抱いてるし虚無的だけど、彼女もまた自然な心の持ち様を保持しようとするタイプで、見ていてストレスは感じられないヒロイン。キャスティングがいかにもアニメアニメした高く細い声でなかったのも意表をつかれて高ポイント。
2005年08月23日
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